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カンボジアでは様々な感染症にかかる可能性があり、その一つが麻疹(はしか)です。「カンボジアで麻疹にかかるなんて想像できない」「仮にカンボジアで麻疹に感染したらどうすればいいの? 」「麻疹の予防接種をカンボジアで受けられるの? 」そんな気持ちをお持ちの方も多いかもしれません。そんな不安を解消するために、サン・インターナショナル・クリニック(Sun International Clinic)が麻疹について詳しく解説します!
 

海外でも麻疹に感染することは珍しくない





2018年4月、台湾人旅行客が日本で麻疹を発症し、4月末までに11人が罹患したとのニュースがGWの日本を震撼させました。この他、インドネシア、マカオ、タイに行った旅行者からも感染例が報告されています。2014年にはフィリピン、ラオス、ベトナムで集団感染事例がありました。麻疹は非常に伝染しやすく、重症化します。ワクチン接種が広く実施される1963年以前には定期的に集団感染を起こし、世界中で毎年推定260万人もの人々が麻疹が原因で死亡していました。現在でも麻疹に対する特異的な治療法はなく、症状に応じた対症療法しかありません。
 

麻疹の感染経路と感染力は?


麻疹は麻疹ウイルスによっておこる感染症で、人から人へと感染します。感染経路は飛沫感染、接触感染など様々です。

感染力はきわめて強く、麻疹の免疫がない100人の集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染するとされています。ちなみに、インフルエンザでは1~2人と言われています。不顕性感染(感染はしても発症しない、つまり症状がでない)は殆どなく、感染した90%以上の人が発症します。発症した人が周囲に感染させる期間は、発疹が出現する3~5日前から発疹出現後4~5日目くらいまでで、感染力が最も強いのは発疹出現直前です。
 

麻疹の症状を解説


麻疹にかかってしまったらどんな症状が出るのでしょうか?麻疹の初期段階から細かく説明します。

潜伏期

感染後、10~12日間。発熱や咳などの症状が現れます。

カタル期

感染後2~3日。38℃前後の発熱や倦怠感、風邪症状に加え、結膜炎症状(充血、目 やに、腫れ、痒みなど)が現れます。

コプリック斑期

口の中に小さな白い斑点(コプリック斑)が現れます。

発疹期

コプリック斑は消失し、口腔内が赤くただれてきます。体温は一度下がりますが、再び39℃以上の高熱となり、耳、首、額から出始め、翌日には顔、上半身から体中に発疹が現れます。発疹が全身に広がるまで高熱が続きます。

回復期

発疹は3~4日間続いた後徐々に消えていき、同時に解熱します。合併症がなければ7~10日後には症状は軽快しますが、体力の回復には約1ヶ月程度を要します。
 

麻疹を予防するにはどうすればいい?





麻疹を予防するためには、麻疹の予防接種を受けることを推奨します。

麻疹の予防接種について

1回のワクチン接種により麻疹の免疫ができる確率は約95%です。より確実に免疫をつけるために、2006年6月から麻疹・風疹の混合ワクチン(MRワクチン)の2回接種が推奨されています。免疫獲得に要する時間は予防接種後、約2週間です。

麻疹患者と接触した場合にも予防接種が必要
麻疹患者と接触した場合は、接触後72時間以内に予防接種を受ける、または免疫グロブリン療法を受けることでを麻疹発症を防ぐことができる可能性があります。


 

まとめ


実際にカンボジアを含めた東南アジアのような予防接種率の低い地域では集団感染例が報告されています。これまでに麻疹に罹患したことがある人や、麻疹の予防接種を2回受けている人(麻疹、流行性耳下腺炎、風疹予防の三種混合ワクチン(MMR)、あるいは麻疹、風疹予防の二種混合ワクチン(MR)として接種されることが多い)は免疫を持っています。

ただ、平成2年4月2日以前に生まれた方は1回しか定期ワクチン接種を受けていない場合が多いため、2回目の予防接種を推奨します。麻疹に対する抗体の有無は血液検査で確認することが出来ます。麻疹は極めて伝染性の強いウイルス性疾病ですが、予防接種を受けることで感染を回避できます。日本とは異なる衛生環境下で自身とその家族の命を守っていく為にもこうした予防策を行っていくことが重要です。カンボジアでの予防接種やその他健康問題に対するご質問はどうぞお気軽にご連絡下さい。


※この記事に記載されている情報は2018年5月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。
 

【病院情報】


Sun International Clinic(サン・インターナショナル・クリニック)
● 住所:No.18, St.302, Sangkat BKK1, Khan Chamkamon, Phnom Penh
● 電話番号: 069-268-060/092-116-613(日本語対応可)
● 診察時間: 月~土 9:00〜18:00    日 9:00〜15:00(大型連休を除く)
● 診察科:総合診療(内科)、皮膚科、耳鼻咽喉科(アレルギー科)、整形外科、消化器科、小児科、婦人科、泌尿器科、形成外科、アンチエイジング治療
● カンボジア(プノンペン)にある日系病院
複数の日本人医師と看護師が常駐・在籍しています。受付をされてから診察を受けお帰りになるまで日本語で対応いたします。また全ての日系海外旅行保険とクレジット付帯保険と提携しており、キャッシュレスサービス対応が可能です。お気軽にお問い合わせください。
● HP: http://siclinic.com/

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