タイ当局の新方針が波紋、カンボジア国民が入国拒否

タイ当局の新方針が波紋、カンボジア国民が入国拒否
2026年01月16日(金)00時00分 公開
タイ当局の新方針が波紋、カンボジア国民が入国拒否

<写真:khmertimeskh.com>

 

タイ・バンコクのドンムアン国際空港において、カンボジア国民が入国を拒否される事案が相次いで発生している。

 

タイ入国管理当局は「査証(ビザ)なしでの入国は認めない」との新方針を理由に掲げ、到着直後に帰国用航空券の即時購入を求める対応が取られるケースも確認された。

 

1月初めにラオス・ワッタイ国際空港からドンムアン空港に到着したカンボジア人女性は、サラブリ県の友人を訪問する目的でタイ入国を試みたが、入国管理官から「入国はできない」と告げられた。

 

女性によれば、出発前にラオス側の空港職員からは、復路航空券、宿泊予約、十分な資金を用意すれば入国可能との説明を受けていたという。

 

しかし、到着後に女性は空港内の特別室へ案内され、入国管理官から「カンボジア国民は新たな方針により、医療目的を除き、査証なしでの入国は認められない」と通告された。

 

医療目的での入国には、適切な病院の診断書類が必要とされている。

 

タイ側はラオスの出国審査官がこの新方針を把握していなかった可能性があるとし、今回の対応に関して情報の伝達不足を示唆した。

 

このため、影響を受けた乗客らは予期せぬ復路航空券費用や空港内での宿泊費を自費で負担する結果となった。

 

入国を拒否された乗客たちは、入国目的に関する書類への記入や写真撮影を求められた後、直近で出発するラオスまたはカンボジア行きの便の航空券を、追加費用を払って購入せざるを得なかった。

 

特に便数や宿泊施設が限られる状況下では、空席の確保も困難を極めたが、ある乗客のキャンセルにより、当該女性はラオス行き最終便の座席を確保することができた。

 

女性は「空港職員の助けには感謝しているが、不当に違法行為をしたかのような強いストレスを受けた」と語っている。

 

同便ではカンボジア人以外にも、ラオス人や中国人の入国も拒否されたとされ、タイ当局による入国審査の厳格化が進められているものとみられる。

 

 

 

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