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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア政府は、総工費11億5600万ドルに及ぶ大型インフラ事業「フナン・テチョ運河」の建設計画について、影響を受ける地元住民への対応を段階的に行いつつ、計画通りに事業を推進する方針を明らかにした。
プノンペンで開催された経済・財政フォーラムにおいて、経済財務省のメア・ソクセンソン国務長官は、運河建設に関する技術的準備はすでに完了しており、2025年にはルート設計も終えたと発表した。
現在は土地収用や移転補償といった課題への対処を進めており、2028年の完成を目指して工事が進行しているという。
施工を担当する企業側は、工事の中断を避けるため、できるだけ長い区間において事前に住民への補償措置を完了させることを要請しており、政府はこれに応じて段階的に影響緩和作業を進めている。
フナン・テチョ運河事業は、カンボジアの物流ネットワークの近代化を図り、同国の経済的自立性を強化する戦略的インフラとして注目を集めている。
2024年8月に正式着工し、公共民間パートナーシップ(PPP)方式により実施されている。
出資比率はカンボジア側が51%、中国側が49%で、中国からは中国交通建設公司(CCCC)およびその子会社である中国路橋公司(CRBC)が参画している。
暫定報告によれば、この事業は約1万戸の住宅、3つの工場、30の橋梁、36の国道、600の用水路・堤防、約7000haの農地に影響を及ぼす見込みである。
地政学専門家のトン・メンダビット氏は「この運河は2030年までにカンボジアを地域的な物流ハブへと押し上げる『包括的交通マスタープラン』の中核であり、国民の期待の大きさを物語っている」と述べている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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