おすすめのプロモーション
<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア政府はタイ軍がカンボジア領内において違法に軍事的占拠を行い、民間インフラや住居、文化財を破壊した行為について、国際法違反として最も強い抗議を表明した。
1月3日に放送された「カンボジア・タイ国境情勢の進展」に関する特別番組において、外務省のチャン・ラタナ次官補(報道官代理)は、タイ軍がバンテイメンチェイ州のプレイ・チャン、ソク・サン、ブン・チャコン地域およびポーサット州のトマダ国際ゲート付近で軍事行動を継続し、現地住民の生活基盤を破壊していると非難した。
同氏によれば、これらの行動は、2025年12月27日に開催された国境合同委員会特別会合で両国が合意した「民間人に対する武力行使の禁止」に明確に反するものであり、国際人道法、国連憲章第2条第3項および第4項、さらにジュネーヴ諸条約にも違反していると指摘された。
バンテイメエンチェイ州政府は、タイ軍が同州トマプオク郡のブン・チャコン地域に位置するバンテイメンリット村、プロヴバンベーク村、チャペアン・サムロン村、サマッキ村の4村を包囲・占拠していると発表した。
これらの村々は合計292haにおよび、約6000人の住民が生活している。
停戦合意が結ばれた12月27日正午以降も、タイ軍は海上コンテナや有刺鉄線を使用して道路を封鎖し、住民の帰還を妨げている状況が続いている。
現地では、住宅や公共施設の損壊に加え、複数の不発弾が確認されている。
また、装甲兵員輸送車が村内を巡回しており、12月7日から27日までの間、実質的な軍事占拠状態が続いていた。
カンボジア政府は、これらの行為が両国間で締結された停戦協定、国境委員会の議事録、共同声明に対する重大な違反であるとして、外交ルートを通じて正式な抗議文を提出した。
あわせて、1904年の条約および1907年の協定に基づき国際的に確定された国境線の尊重を、タイ政府に対して厳格に求めている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。