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<写真:Khmer Times>
カンボジア南西部に位置するプレアシハヌーク州当局は、6月22日に声明を発表し、「ベトナムがコ・ルセイ島を密かに掌握した」とする一部TikTokアカウントによる情報について、「虚偽かつ悪意に満ちたデマ」であると強く否定した。
当局の説明によれば、コ・ルセイ島はカンポンソム市リアム・コミューン内のオン村に属しており、現在もカンボジアの完全な主権の下にある。
島は政府の管理下で、合法的に民間企業へリースされており、観光産業の一環としてリゾート開発が進められている。
具体的には、2008年にKoh Russey Resort社が78ha、2011年にEverspring Resort社が52haのリース契約を締結しており、いずれも合法的な手続きに基づいた運営が行われている。
問題の発端となったのは、TikTok上で「コ・ルセイ島がベトナムに支配されている」とする投稿を行った複数のアカウントあり、州当局はこれらについて「世論を誤導し、社会不安を煽る意図がある」と強く非難した。
さらに、同様の情報の拡散を控えるように市民へ呼びかけるとともに、関係当局に対してはアカウント運営者の特定と法的措置の実施を求めている。
今回の声明は、同国の主権と領土の一体性に関する根拠なき噂への迅速な対応であり、政府の情報管理と国家的自尊の維持を示す姿勢の表れである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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