カンボジア航空規制当局、スモールプラネット航空の運営許可を授権

カンボジア航空規制当局、スモールプラネット航空の運営許可を授権
2017年10月03日 00時00分 公開
カンボジア航空規制当局、スモールプラネット航空の運営許可を授権

 











民間航空関係者によると、カンボジアの航空規制当局は昨日、リトアニアに拠点を置くレジャー航空会社、スモールプラネット航空に対し、カンボジアの新たな地域拠点からの運行を可能にするの運営許可を与えたという。
 
「我々は、スモールプラネット航空にAOC (航空運送事業許可)を与えた。」と民間航空国家事務局(SSCA)の広報担当者であるシン・チャンセリー・ヴサ氏は述べた。
 
スモールプラネット航空は2009年に運営を開始し、主にリトアニア、ポーランド、ドイツといった欧州にある拠点から地中海地域の沿岸リゾートへのチャーター便を運航している。
 
また、欧州の冬季の閑散期には、18機のエアバスA320と4機のA321を含む航空機の一部を他の航空会社にリースすることで収入を得ている。
 
スモールプラネット航空カンボジアのCEOであるエリカス・ズブラス氏は、同社のアジアへの進出は、事業の一部を欧州と逆の季節性を有する地域に向けることを目的に推進された。
 
「ビジネスモデルの一部は、季節ごとの人の動きを利用することだ。」と同氏は述べる。
 
スモールプラネット航空はこれまで、シェムリアップに拠点を置き、中国と韓国へのチャーター便2機の航空機で、カンボジアの運航を開始する予定であったと述べた。
 
しかし同航空会社は、カンボジアのピーク旅行期間である次の冬季の前に運航を開始することを目指していたにもかかわらず、運行する航空機および航路計画をまだ決定できていないとズブラス氏は述べた。
 
同氏は、チャーター便と定期便の両方が検討されており、また季節ごとに他の地元航空会社に航空機をリースする可能性も考慮していると付け加えた。
 
2015年9月に発表された取引では、スモールプラネット航空が、冬季にスカイ・アンコール航空へエアバスA320のうち4機をリースする話が出たが、実現には至らなかった。
 
他のリース契約は行われていなかったが、航空会社がリース取引を続け「商業的な相互利益」をもたらす可能性があるとズブラス氏は述べる。
 

スモールプラネット航空は当初、タイにアジアの拠点を開拓したいと考えていたが、タイの規制当局がAOC(航空運送事業許可)の申請を拒否したため、カンボジアに転向したという経緯がある。
 
一方でズブラス氏は、同航空会社がタイの拠点を確立することができる可能性を排除しなかった。
 
しかし、2015年の安全監査の結果に従い、国際民間航空機関(ICAO)が警告をしてから、タイの航空部門は新規参入者を入れないようになったという。
 
「タイの航空部門はICAO(国際民間航空機関)によって警告されており、安全に関する様々な問題の解決の目処が経つまで、新しいAOC(航空運送事業許可)を発行することはできない」と同氏は述べた。
 
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