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<写真:Khmer Times>
3月にプノンペン都ボンケンコン1のコンドミニアム22階から転落し、死亡したロンドン出身のサニー・スベル氏(60)について、その娘が当局の調査不足を訴えている。
スベル氏は東南アジア旅行中にタイとフィリピンを訪れた後、3月22日にカンボジアに到着してコンドミニアムに宿泊していた。
3月25日夜22時30分頃に転落した後、クメール・ソビエト友好病院に搬送され、翌26日の2時40分に死亡が確認された。
現地警察による報告書では、スベル氏は自ら命を絶ったと結論付けられており、警察はスベル氏の体内から違法薬物は検出されなかったとしている。
スベル氏の娘であるシャノンさんは、父が自殺したとは信じがたいと話すとともに、スベル氏が到着する数週間前に同じホテルで別の男性が死亡した点を指摘した。
シャノンさんはスカイニュースとのインタビューで「カンボジア当局は屋上から落下したと言っています。しかし、私が受け取った父の写真では顔に1つの打撲もなく、状態は非常に良好でした。22階建ての建物から落下した場合、身体が認識不可能な状態になるはずです。証拠は一切提供されておらず、防犯カメラ映像もない」と述べた。
さらに、英国外務省が死の状況について十分な説明をしていないと感じており、「私の父は英国国民です。カンボジア当局が不審な点がないとしているため、英国外務省は何もできないと言われてしまったことは信じられない」と憤りを表している。
シャノンさんは父の死に大きな空虚感を感じており、「外に見える太陽が私の父を象徴しています。彼はとても生き生きとしており、エネルギッシュで、決して恨みを持つことはなかった」と語った。
シャノンさんは「多くの人々が世界中から心温まる言葉を送ってくれています。本当に心が痛みます。私は24歳で、父が亡くなることなど考えたこともありませんでした」と付け加えた。
シャノンさんは「どのようにして、なぜ」という答えを求めている。
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