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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア政府の公表データによれば、公的保険制度であるNational Social Security Fund(NSSF)の加入者数は2025年末時点で350万人を超えた。
制度開始当初は50万人未満であり、約7倍に拡大したことになる。NSSFは同国の社会保障体制における中核としての役割を一段と強めている。
年次総括会合でヘン・スオ労働・職業訓練相は、加入者のうち約200万人が女性であると明らかにした上で、制度の拡充は将来に向けた重要な投資であると強調した。
公務員および民間労働者の双方にとって、安心を支える基盤になっていると述べた。
登録事業所は約3万の省庁、公共機関、民間企業に広がっている。2025年には提携医療機関での受診件数が800万件を超え、医療サービスに約1億6200万ドルが充てられた。
全国約1600カ所の医療施設と連携する体制を整え、運営規模も着実に拡大している。
NSSFはカード1枚で医療、労災、年金、出産給付を包括的に保障する仕組みを構築した。
家計による自己負担医療費は依然として全体の約6割を占めるものの、制度の拡充は負担軽減に寄与している。
こうした取り組みは、フン・マネット首相が掲げる「五角戦略」に沿うものであり、政府は2035年までに国民皆保険の達成を目標としている。
一方で、NSSFのメン・ホン事務局長は、サービス提供体制やデジタル統合に課題が残っていると指摘した。
不正防止や給付手続きの効率化に向け、技術基盤の強化を進める方針である。今後はインフォーマル部門の労働者への適用拡大が重要な焦点となる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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