カンボジアでビザを取得するには?大使館やネットでの手続き方法を紹介

カンボジアでビザを取得するには?大使館やネットでの手続き方法を紹介
カンボジアでビザを取得するには?大使館やネットでの手続き方法を紹介
カンボジアに行くにはビザが必要です。ビザは大使館やネット、または現地空港での取得など方法は様々です。今回はビザの書き方や記入例、必要書類などを紹介します。



 

カンボジアビザの種類

 

カンボジアのビザは全部で11種類あります。中でも観光客向けの「Tビザ(観光ビザ)」と出張客向けの「Eビザ(商用ビザ)」がよく利用されます。

A 大使ビザ
B 政府派遣、国際組織からの派遣ビザ
C 国際協力プロジェクト用ビザ
D パイロット、ドライバー、搭乗員
EB 事業者、従業員
ED 求職者
ER リタイア居住者
ES 学生
ET 技術者
K クメール国籍取得者
T 観光ビザ 

 

 

ビザの申請方法と必要書類や料金


カンボジアのビザの取得には様々な方法があります。いずれの取得方法でもパスポートや申請書、顔写真などが必要になります。渡航までの期間や居住地に合わせて適切な方法を選ぶようにしましょう。
 

大使館や領事館での発行

日本にはカンボジア大使館が東京に、領事館は大阪と名古屋、福岡にあります。 土日祝日は休館している場合が多く、平日の営業時間が午前中のみのこともあります。休館日を見越して早めに申請することが大切です。

ネットでの発行

ネットでもビザを発行することが出来ます。発行可能な種類はe-Visaという観光ビザです。カンボジアの外務国際協力省が直接発行しています。申請が可能なのは外務国際協力省の公式ウェブサイトからのみです。e-Visaでトラブルが発生した場合には大使館、領事館では対応が不可能とされています。カンボジア外務省に直接連絡するしか方法がありません。英語やクメール語が苦手な場合にはネットでのe-Visaの発行はあまりおすすめできません。

 

郵送での発行

ビザは郵送でも発行することができますが、書類をあらかじめ準備することが必要となります。必要書類は以下の通りです。

  • パスポートの原本(スタンプが押されていないページが1ページ以上)
  • 証明写真1枚(縦4.5cm×横3.5cm)

      ※白黒、デジタル、ポラロイド、スナップ写真は不可。

  • ビザ申請書1枚
  • ビザ取得代金(観光ビザ30ドル、ビジネスビザ36ドル)
  • 在留カードの両面コピー
  • 往復航空券のコピー
  • 住民票(原本)
  • 招聘状(ビジネス目的の場合)
  • カンボジアでの身元保証書、予約確認書(観光ビザの場合)


郵便局へと行き、必要書類を入れて住所を記入します。必ず「現金書留」で送る必要があります。郵便局の受付窓口の人に渡せば完了です。「大使館や領事館へのアクセスは不便だが、ネットでの発行は不安」という方にはおすすめの方法です。

在日カンボジア大使館 宛名
〒114-0023 東京都北区滝野川6-86-6 カンボジア大使館 郵便VISA係


代行サービスの使用

カンボジアビザの取得代行サービスは約7000円程度で業者に委託できます。緊急時の対応もしてくれるので時間がない人や複雑な書類手続きが苦手な人にはおすすめです。
 

現地空港でのビザ取得

ビザの申請方法は様々な方法がありますが、最安なのが現地空港で取得することです。 現地空港でのビザ取得に必要なものは以下の通りです。

  • 証明写真(4×6 cm)
  • 申請費用:観光ビザ30ドル、ビジネスビザ35ドル

      (一律ですが、値段がよく変わるので事前に確認が必要です)

  • 滞在名や住所のメモ(申請書の記入時に必要となります)
  • パスポート(有効期限が6ヶ月以上残っているもの)
 

機内での記入事項

機内でCAから出入国カードとビザ申請用紙の2枚が配られるので記入しましょう。機内での貸し出しも可能ですが、事前にボールペンを準備しておくと便利です。 必要な記入事項は以下の通りです。

  • 名前、性別、生年月日、国籍や滞在日数などの基本情報
  • 職業や入国目的
  • 搭乗便名と発着地
  • 滞在先の住所やビザの番号
  • 税関申告が必要な持ち込み物があるか
  • 体調とサイン
 

ビザの更新方法


カンボジアのビザを更新する方法は政府の方針により毎年、変わっています。現在はパスポート提出のほか、クメール語での書類提出も必要となっています。更新の際には在カンボジア日本大使館へと連絡し、更新方法を教えてもらうことをおすすめします。

在カンボジア日本大使館への問い合わせはこちら
電話番号:023-217161、Fax:023-216162

 

 

 

マルチプルビザがおすすめ!


カンボジアへビジネスや旅行などで何度も足を運ぶ人にはマルチプルビザがおすすめです。マルチプルビザとは一度取得すれば期間中は新しくビザを取得することなしに何度もカンボジアに入国できるビザです。カンボジアに長期滞在し、出国する予定がない人には必要ありませんが、カンボジアと異国を頻繁に行き来する人には必須のビザです。
 

マルチプルビザが取得可能な場所

カンボジアのマルチプルビザを取得できる場所は以下の通りです。

  • プノンペン国際空港
  • シェムリアップ国際空港
  • 陸路国境(ポイペト:タイとの国境、バベット:ベトナムとの国境)
  • 在日本カンボジア王国大使館

おすすめはアライバルを国際空港で取得することです。混雑していなければ5分程度で発行してもらうことが出来ます。日本人が取得できる最長期間は3年間です。ビザ取得代金は2018年5月現在では$30ですが取得代金の変動が頻繁にあるため、直接大使館や領事館の窓口へ問い合わせることがおすすめです。2018年5月現在では1年に2回以上カンボジアに入国するのであればマルチプルビザの方がお得です。空港で簡単にビザを取得することが出来ますが、不安な方は事前に在日本カンボジア大使館で取得しておきましょう。また、タイやベトナムから入国する人は陸路国境でも取得することが出来ます。
 

マルチプルビザの取得時の注意点

マルチブルビザを取得してカンボジアに入国した際には注意しておくべき点があります。それはビザの有効年数の中でも30日ごとに一度出国しないといけないという点です。30日を超えて滞在していると不法滞在と見なされ、罰金が課されます。出国することなしに30日以上の滞在を続けると次にカンボジアに入国する際にビザの取得が困難になります。滞在日数には注意が必要です。

 

まとめ

 

カンボジアビザの取得条件は変更されることが多いため、あらかじめ大使館や領事館へと問い合わせすることが大切です。土日祝日は休業しているため、ビザの取得には時間がかかることもあります。早めの対応を心がけるようにしましょう。

※この記事に記載されている情報は2018年5月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。


関連記事
Line Banner


行きたいお店を見つける
もっと見る

プノンペンの日系ホテル。東屋ホテルでは安い価格で異国を感じさせない空間を提供しています。また、東屋では疲れを癒す露天風呂やマッサージ、1日の活力となる和朝食が楽しめます。受付には日本語で対応してくれるスタッフが常駐しているのでカンボジアでの生活も安心です。

店舗詳細ページを見る

SBIリーホーバンクは、ネット金融大手SBIホールディングスの連結対象子会社です。2020年3月に新しい日系商業銀行として営業を開始しました。ノロドム通り沿い、独立記念記念塔のすぐ側に位置するチャムカモン支店には日本人スタッフが常勤しております。

店舗詳細ページを見る

「和のおもてなし」をコンセプトにした東屋マッサージ。プノンペンの東屋ホテル内に併設されています。おすすめはリピート率90%以上のフットマッサージ。フットマッサージと言ってもリクライニングシートで頭から背中まで全身をくまなく施術します。料金は$10〜と安い!

店舗詳細ページを見る

ホットニュース
Choose Classified categories