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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアの航空業界は、2026年の年初から好調な滑り出しとなった。
民間航空局によれば、1月における国内3国際空港の旅客数は約70万人に達し、前月比4%増であった。
政府は通年で延べ800万人の達成を目標に掲げており、目標実現に向けて順調な出足となっている。
1月の発着回数は6243回で、前月比4%増加した。週平均では往復便ベースで1561便が運航されており、国内外の航空ネットワーク拡充が続いていることを示している。
テチョ国際空港の利用者は約48万1200人と最多で、主要ハブとしての地位を確立している。
シェムリアップ・アンコール国際空港およびシアヌークビル国際空港も堅調に推移しており、観光およびビジネス需要の回復が広がっている。
民間航空局のシン・チャンセレイ・ヴタ報道官は、国際観光客の増加と主要都市との直行便拡充が成長を後押ししていると説明した。
2025年の年間旅客数は698万人と前年比12%増であった。発着回数は11%増の6万4821回、航空貨物量も21%増の9万3889トンに拡大しており、航空分野は回復基調を一段と強めている。
現在、カンボジアには国内4社、海外32社の計36社が就航し、18カ国52都市を結んでいる。
このうち8カ国はASEAN加盟国であり、中国本土、韓国、香港、台湾、インド、カタール、アラブ首長国連邦、日本、トルコなどとも直行便で接続している。
域内外との結節性向上が、観光や貿易の拡大に寄与している。
民間航空局のマオ・ハバンナル長官は、1999年に導入された「オープンスカイ政策」が航空会社の誘致や増便を促進し、観光および貿易振興に貢献してきたと強調した。
今後は安全基準の強化や航空サービスのデジタル化を進め、増加が見込まれる旅客需要に対応する方針である。
一方で、航空需要は新型コロナウイルス禍前の2019年水準にはなお完全には回復していない。
世界経済の不確実性や地政学的緊張、中東情勢、ロシア・ウクライナ戦争などが国際航空輸送に影響を及ぼしている。
政府は複雑化する国際環境を踏まえつつ、持続的成長と国益確保の両立を図る構えである。
第1四半期の動向は、年間800万人目標の達成可能性を占う重要な指標として注目される。
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