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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア民間航空局の報道官であるシン・チャンセレイヴァタ氏は1月7日、タイ国民がカンボジアに出入国する際に「嫌がらせ行為は一切行われていない」と明言した。
この発言はプノンペンのテチョ国際空港において、タイ人旅行者に対して多数の質問が行われているとの一部タイメディアの報道を受けたものである。
シン氏の説明によれば、カンボジアとタイを頻繁に往来し、過去の渡航履歴が確認できるタイ国民に対しては特別な質問は行われていない。
一方で、カンボジアへの渡航履歴がないタイ国民については、安全および保安上の措置として、一定の質問を行い、場合によってはカンボジア国内の保証人の有無を確認することがあるとした。
なお、こうした措置はタイ国民に限定されており、他国籍の旅行者に対しては同様の対応は取られていないという。
一方、カンボジア外務国際協力省は、カンボジア国民および外国人旅行者に対し、当面の間、タイ経由での渡航を控えるように在外公館を通じて通知するように指示を出した。
この中には、タイ国際航空の利用を一時的に避けるように勧告する内容も含まれている。
同省の通達に先立ち、在フランスカンボジア大使館は声明を発表し、バンコクの空港において欧州からカンボジアへ向かう乗客がタイ側の対応により深刻な支障を受けていると批判した。
声明によれば、数十時間に及ぶ質問対応、過剰な資金証明の提示要求、カンボジア国内の宿泊予約確認の強要などがあり、乗客に不安や心理的圧迫を与える状況が発生しているとされる。
また、プノンペン到着時に手荷物を紛失する例も報告されている。
在フランス大使館は欧州の旅行者に対し、予防的措置としてタイ経由やタイ航空の利用を避けるよう助言しており、代替として、差別的な扱いのない他の国際航空会社および経由ルートの利用を提案している。
カンボジア政府は、こうした問題が国外で発生しているにもかかわらず、渡航者の旅行体験に影響を及ぼす可能性を認識しており、自国は今後も安全かつ旅行者を歓迎する渡航先であり続けるとの立場を改めて強調している。
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