高級ホテルが詐欺拠点に、カンボジアで外国人573人一斉拘束の衝撃

高級ホテルが詐欺拠点に、カンボジアで外国人573人一斉拘束の衝撃
2026年04月15日(水)00時00分 公開
高級ホテルが詐欺拠点に、カンボジアで外国人573人一斉拘束の衝撃

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジアの首都プノンペンの高級ホテルで投資詐欺などに関与した疑いで外国人300人以上が逮捕されたほか、モンドルキリ州でも別の摘発で262人が拘束された。

 

プノンペン市警察は12日夕方、市内ダウンペン地区スラチャック区の高級ホテルであるウィンダム・グランド・プノンペン・キャピタルを急襲し、外国人311人を拘束した。

 

当局によると、内訳は中国人254人、台湾人182人、マレーシア人30人、ベトナム人23人、インド人2人である。

 

現場からは携帯電話615台、ノートパソコン140台などの機器も押収された。

 

摘発はプノンペン都知事クオン・スレン氏と市警本部長チュオン・ナリン中将の指示のもと、市裁判所検察官と連携して実施された。

 

容疑者らは「ナンフア・シンガポール」と称する企業を装い、マレーシアの顧客を標的とした投資詐欺や暗号資産関連詐欺などに関与していたとされる。

 

一方、モンドルキリ州センモノロム市でも10日、オンライン詐欺拠点とみられる商業施設に対する合同捜査が行われ、外国人262人が拘束された。

 

内訳は中国人135人、タイ人58人、インド人30人、ミャンマー人22人など9カ国に及ぶ。現場からはデスクトップコンピューター420台、携帯電話1450台が押収された。

 

捜査当局によれば、同グループはタイ向けの偽オンライン販売や米国向けの暗号資産投資詐欺を行っていた疑いがある。

 

タイ人の一部は高給の仕事を提示されて入国後、詐欺活動を強要されたと説明している。

 

この事件では中国人2人とミャンマー人1人の計3人が主犯格として裁判に送致され、残る259人は国外退去手続きのため入国管理当局に引き渡された。

 

当局は施設の所有者や背後組織の特定を進めており、カンボジア政府は新たなオンライン詐欺対策法の施行を受け、サイバー犯罪の取り締まりを強化している。

 

 

 

[© poste-kh.com 2016-2026 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

ホットニュース

Choose Classified categories