起業の壁は崩せるか、カンボジアが許認可改革で投資競争に挑戦

起業の壁は崩せるか、カンボジアが許認可改革で投資競争に挑戦
2026年06月01日(月)00時00分 公開
起業の壁は崩せるか、カンボジアが許認可改革で投資競争に挑戦

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジア経済財政省は、企業の許認可手続きの効率化に向けた調査プロジェクトを開始したと発表した。


同省は27日、行政負担の軽減を目的に、ビジネス登録・許認可プロセスの改善に関する対象別調査を立ち上げた。


会合では、経済財政政策委員会事務局長のパン・パラ氏らが共同議長を務め、「第1段階:ビジネス許認可手続きの改善」の対象範囲と実施スケジュールを確定した。


本プロジェクトはフン・マネット首相の特別作業部会長ソック・ピセス氏と連携し、カンボジア・オーストラリア・パートナーシップによる技術支援を受けて実施する。


会合には若手起業家協会会長や在カンボジア・オーストラリア大使館代表らも出席した。


調査では、農産品加工、食品・飲料加工、農業資材、電子製品および電気自動車関連、観光の5分野を優先対象とする。


企業の許認可申請における実務経験を分析し、手続きの重複や規制の重なり、行政負担、制度上の障害といった課題の把握を目指す。


カンボジアでは近年、デジタル技術の進展を背景に公共サービスの近代化が進んでいる。


オンライン企業登録システムは2025年時点で5万3422社、資本金総額213億9000万ドルの登録を記録した。


政府はこれらの取り組みにより、国内企業および外国直接投資にとって競争力と透明性、強靭性を備えた事業環境の構築を目指す。


商業省も今週、会社設立手続きの簡素化を含む改革を発表しており、規制環境の近代化と投資誘致の強化を進める方針である。

 

 

 

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