今週、自動車部品を製造する日系企業の三洋自動車株式会社(Sanyo Parts)はカンボジアで工場を設立すると発表した。
三洋自動車株式会社は1968年に設立され、主に日本と中国で中古車の部品を扱っている自動車会社だ。
22日、三洋自動車株式会社の最高経営責任者(CEO)のサカイケンジ氏はPich Sophoan労働職業訓練大臣との会談で今回の発表をおこなった。
サカイ氏は「カンボジアでは古くなった自動車のリサイクルや修理の需要が高まっている。多くの中古車は安全性が低く、いつ事故が起きてもおかしくない状態だ。三洋自動車株式会社はカンボジアで既に工場を設立しているが、部品の調達が追いついていないのが現状だ」と話す。
同氏は「カンボジアの中古車の部品の安全性は非常に低く、国際基準に達していない。我々は4年前にカンボジアで市場調査をおこない、今回ついに実行に移して工場を操業開始する。JVC Technical Schoolと協力してリサイクルの技術を高めることで、空気汚染や交通事故の減少に寄与できる」と語った。
また、同氏は「新たな修理工場が運営開始されることで、若いカンボジア人たちが技術を学んで国も発展に貢献してくれることを願っている。カンボジアは自動車修理や機械製造の工業技術をもっと学ぶべきだ。今回のような工場の運営開始はカンボジアで初となる、多大な成功を願っている」と続けた。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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