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フン・セン首相は昨日、アメリカと北朝鮮に「世界の破滅」にもつながる核の対立を避けるよう求めた。
首相は、先週シンガポールで入院して以来、初めての公式会見の場で、「アメリカと北朝鮮は、このようにお互いを脅し合うべきではない」と述べた。
これは朝鮮半島の人々だけでなく、周辺地域全体にも不安を引き起こしているのだという。
フン・セン首相は、近年行われたマニラ首脳会議で、ASEAN指導者の間で懸念される重要なテーマとなっていたとプノンペンでの世界赤十字デーを祝う会合で述べた。
同氏は「すべての関係者は、軍事力を行使することで脅かし、さらには核兵器の使用を批判することよりも、政治的解決策を検討する義務がある」と述べた。
「核兵器の使用を含むこれらの脅威は、誰にとっても脅威であり、世界の破滅につながる可能性もある」と首相は語った。
「そこに勝者はいない。敗者だけだ」という。
フン・セン首相は、「爆弾の母」「爆弾の父」と呼ばれる核兵器の使用には、政治的解決策が唯一の選択肢であると述べた。
政府は現在、韓国に在住し、働いている4万人のカンボジア人への対応を再考している。
「確かに私は、朝鮮半島の問題は、言葉による論争だけであり、実際に戦争をする可能性は全くないと言っていたが、アメリカの大統領と北朝鮮の指導者が互いに口論し、脅し合っている最近の状態は、もう冗談では済まされない」と首相は述べた。
彼らの言葉が互いの国に影響するだけでなく、他の国々にも影響を及ぼすということを指導者らに忠告したいという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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