EU、与党CPPに制裁を検討

欧州連合（EU）は、月曜日に多数の野党支持者が投票権を剥奪され、与党が上院選挙ですべての議席を獲得したことを受け、カンボジア政府に経済制裁を行うと警告した。

EU外相は声明で、カンボジアに対する「具体的な制裁措置」を検討していると述べた。

またEU外交官らは、長期政権を保っているフン・セン首相に制裁が加えられる可能性がある、と警告した。

また7月の国政選挙に先立って、30年にわたる権力で権利団体と野党政治家を抑圧している与党への貿易優遇措置についても見直すかもしれない、と述べた。

「カンボジアに民主主義を回復させるよう要請している」とEU理事会は述べる。

「状況が改善しなければ、情勢を考慮した上で計画された措置を実際に施すかもしれない」

「EUは、カンボジアとの貿易協定の監視を強めるつもりだ。」

野党のカンボジア救国党（CNRP）は、昨年11月政府の要請により最高裁判所によって解散させられ、CNRPはその後、5,062人の議会議員と議員の議決権が剥奪されたとされている。

指導者ケム・ソカー氏が逮捕されたことでCNRPは解散に追い込まれた。

中間集計結果によると、上院選挙においてCPPは62議席のうち58議席を獲得し、他の3政党は0議席であった。

http://www.khmertimeskh.com/50110730/eu-threatens-sanctions/

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