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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア政府の文化・芸術省と宗教省は、婚約および結婚式において伝統的なクメールの慣習を遵守するよう国民に呼びかけた。
両省は1日、共同声明を発表し、近年の慣習逸脱の動きが文化的アイデンティティや世代間の価値観を損なう恐れがあると指摘した。
背景には、公務員の制服を着用したまま婚約式を行うカップルの写真がオンライン上で拡散された事例がある。
声明は、政府が文化や伝統、宗教の保護を重視しているとしたうえで、婚約式に本来は結婚式当日に限定される「手結びと糸結び」の儀式を取り入れる傾向について、従来の慣習との混同を招くと警告した。
また、公務員の制服や徽章、行政上の象徴はクメールの婚礼の伝統要素ではなく、式典での着用を認めないとした。
婚約は将来の結婚に向けた両家の正式合意の段階であり、伝統的には求婚や指輪交換、ビンロウの葉の儀式に限られる。
この段階では法的にも夫婦とは認められない。一方、「手結びと糸結び」は長老が新郎新婦を祝福する結婚式の儀礼である。
両省は国民や地方当局、式典主催者、ウェディングプランナーに対し、これらの区分を尊重し国家の文化的遺産を守るように求めた。
プノンペン王立大学のクメール文化・文明学の教授であるユー・ソピア氏は、現代的な改変が伝統の歪曲につながる場合、国家機関が介入する責務があると指摘した。
儀式の一部は時間的制約から簡略化されているものの、核心部分は伝統に従う必要があるとし、個人の好みによる改変を「文化の進化」とする見方を否定、「文化的無秩序」を招く恐れがあると警鐘を鳴らした。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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