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年内に開始予定のオンライン取引のプラットフォームでは、パソコンとスマートフォンでカンボジア国内株式市場に上場している証券を取引することができる。
カンボジア証券取引所(CSX)市場運営部のラムン・ソレイユ代表は、証券取引所が現在、国内証券業者とその顧客のためのウェブベースのプラットフォームであるモバイル取引システム(MTS)を開発していると語った。
証券取引業者がこのサービスを利用するには課金が必要である。
しかしソレイユ氏は、各証券業者が自社でオンライン取引プラットフォームを開発するより費用対効果の高いサービスだと述べた。
同氏は「MTSはすべての証券会社が利用でき、各証券会社と証券市場にかかる費用を節約できる」と述べた。
「証券会社各社は料金を支払うことになっており、個々の会社でMTSを開発するより安い」
サービスへの加入は任意であり、証券会社は自社のオンライン取引プラットフォームを自由に開発できると同氏は付け加えた。
MTSは韓国国際協力団の技術協力を受けて開発され、年内に運用を開始する予定である。
ソレイユ氏は、サービスに加入している国内証券会社のアカウントを持つ投資家は、パソコンやスマートフォンのウェブ・ブラウザで、アカウント情報にアクセスし、CSXに上場している株式を入手できるようになると説明した。
「スマートフォンでインターネットに接続すると、市場にすぐにアクセスすることができる」と同氏は語った。
「ユーザーは、すぐに株式を購入や売却し、リアルタイムの市場データや上場企業の情報、現金や有価証券の残高などを見ることができる」
ソレイユ氏は、国際取引所はますますオンライン取引が推進されており、韓国証券取引所やタイ証券取引所を含む多くの地域がMTSプラットフォームを実施していると述べた。
同氏は、オンライン・プラットフォームが注文プロセスの効率性を高め、仲介業者による取引ミスの軽減に役立つと付け加えた。
「注文プロセスは、もっと速く、効率的になる」とソレイユ氏は語る。
「また、投資家は自分で注文するので、仲介業者は注文の提出に際するリスクを減少させることができる」
SBIロイヤル証券の運営責任者であるライヘン・シップ氏は、MTSの立ち上げによって、従来の取引方法より便利に取引を実行できるようになるだろうと述べた。
「現在、顧客は電子メールや電話、カウンターなどで購入と売却注文を出している」とシップ氏は語った。
「MTSは顧客、市場、証券会社に利益をもたらすと確信している。取引注文の管理がより便利にできると顧客に伝われば、さらに取引量は増えるだろう」
2011年に開始されたCSXには、プノンペン水道公社(PWSA)、グランド・ツイン・インターナショナル、プノンペン自治港(PPAP)、プノンペン特別経済区(PPSP)、シアヌークビル自治港(PAS)の5つの上場企業がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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