プノンペンでのスマホひったくり、外国人女性の元に無事返還

＜写真：Khmer Times＞

18日午後10時15分頃にプノンペンのダウンペン区プサータメイ3地区、プレア・シソワット高校裏手で発生した携帯電話窃盗事件で、警察は迅速な対応により犯人を逮捕し、被害品を外国人女性観光客に返還した。

この事件について、刑事捜査局副局長のブット・ヴァンナラット氏によると、同地域は犯罪の多発が懸念されているため、バイクを用いた巡回チームがパトロールを行っていたという。

現場付近にいたパトロールチームは、灰色のホンダのバイクに乗った2人組の容疑者が、歩いていた外国人女性2人から携帯電話を奪う瞬間を目撃した。

容疑者はその場で逃走を図ったが、警察は直ちに追跡を開始し、7マカラ区のカンプチア・クロム通り付近にあるトゥマダー停留所まで追い詰めた。

容疑者はバイクを放棄して逃走を試みたが、警察官により追跡の末に逮捕され、被害品の携帯電話も回収された。

現在、容疑者2人と証拠品は刑事警察局に移送されており、裁判手続きに向けた準備が進められている。

今回の迅速な対応は、地域における警察の治安維持活動が奏功した結果であり、被害者らは無事携帯電話を取り戻すことができた。

プノンペン警察は引き続き、犯罪防止のための取り組みを強化する方針である。

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