おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
駐日カンボジア大使館と日本ASEANセンターは、カンボジア産品の輸出入促進と食文化を通じた外交関係の強化を目的に、カンボジア食品ショーを開催する計画を発表した。
このイベントは、カンボジア料理や特産品の魅力を紹介しつつ、日本との経済交流を深化させることを目指している。
駐日カンボジア大使トゥイ・リ氏および商務担当官シン・サレイ氏は、日本ASEANセンターの代表者と25日に会談を行い、イベントの詳細な準備について協議した。
商業省(MoC)の声明によれば、カンボジア食品ショーは2025年2月21日に東京の駐日カンボジア大使館で開催される予定である。
このイベントは経済外交戦略の一環として実施され、輸出入活動を促進するとともに、カンボジアの魅力を日本市場に広める重要な機会となる。
カンボジア食品ショーでは、さまざまなプログラムが予定されている。
カンボジア料理人による料理デモンストレーションや文化パフォーマンスを通じて、伝統や食文化の体感が可能な内容が特徴である。
また、カンボジア産品の展示や観光の可能性に関するプレゼンテーションが行われる予定であり、観光業や貿易の促進が期待されている。
注目のプログラムとして、フードテイスティング・ネットワーキングセッションが挙げられる。
このセッションでは、日本企業や旅行代理店がカンボジア産品に直接触れ、ビジネス関係を構築する場として活用される見込みである。
さらに、このイベントは日本からの投資家や観光客をカンボジアに誘致する契機となることも期待されている。
カンボジアと日本は近年、経済交流の強化を進めている。商業省の報告によれば、2024年のカンボジアと日本の二国間貿易総額は前年から18.94%増加し、19億5000万ドルに達した。
このうちカンボジアの輸出額は12億7200万ドルで、19.38%の成長を見せた。また、カンボジアに登録された日本企業数は88社となり、前年から20.55%の増加を記録している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。