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<写真:Khmer Times>
カンボジアは11月14日から16日にかけて開催される「水祭り」に備えて準備を進めている。
2024年度の水祭りには前年よりも9隻多い364隻のボートが参加し、2万人以上の漕手が競技に挑む見込みである。
また、前年の29隻を上回る35隻のイルミネーション装飾を施したバージも登場予定であり、祭りの華やかさが一層引き立つと期待されている。
プノンペン市のクォン・スレン知事は、10月30日に市庁舎で開催された会議で、水祭りの準備状況を点検し、安全対策や秩序の維持、首都全体の美観向上の重要性を強調した。
祭りの期間中、プノンペンに集結する数千人の漕手を収容するため、ルセイケオ区の燃料倉庫およびチョロイ・チャンヴァルのラウンドアバウト付近にあるOCIC開発地区の2か所が指定された。
また、スレン知事は14区全ての住民に対し、国旗、宗教旗、王室旗を掲げ、カラフルな照明や装飾を施して祭りを彩るように促した。
国家行事・国際行事組織委員会のチン・ケトナ副委員長も、各省庁や機関が協力して旗などの装飾を施すよう要請し、また漕手に対する経済的支援を発表した。
さらに、最も美しいボートに与えられる賞や各種目ごとの順位賞も設けられる。
水祭りは2010年のコピッチ橋での群衆事故を受け、2011年から2013年まで中止され、2015年には水位の低下により再び中止となった。
2020年と2021年には新型コロナウイルス感染症の影響で中止され、2022年には第41回ASEAN首脳会議開催のため延期された経緯がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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