2024年の水祭り、例年以上の盛大なイベントに

＜写真：Khmer Times＞

2024年の水祭りは11月14日〜16日にかけて開催され、例年以上に盛大なイベントとなる見込みである。

300隻を超えるレース用ボートが競い合い、各省庁が準備する33隻のイルミネーション船が川を彩る予定となっている。

プノンペン副知事であるクート・チェー氏は、国内外の祭典を管理する国家委員会（NCONIF）からの準備に関する書簡を受け取り、当局に対して24年の水祭りを過去最高のものにするように指示を出した。

また、2024年は治安部隊が公衆の安全と秩序を厳重に確保する方針であるという。

2023年よりも多くの来訪者が首都を訪れることが予想されており、市庁は街をライトアップし、コンサートや花火大会などのイベントも計画している。

同氏は市民に対して「今年の水祭りを楽しんでいただきたい。我が国は平和と安定を享受しており、高層ビルが立ち並ぶ首都の繁栄を実感できるだろう」と呼びかけた。

NCONIFの事務総長であるチン・ケトナ氏は、参加するボートのリーダーたちに対し、事故を防ぐためにボートの能力や漕ぎ手の数を正確に確認、評価するように指示した。

ケトナ氏は過去の経験を生かし、ボートの評価において安全対策、秩序、衛生、健康、環境、電力供給、ブースデザイン、漕ぎ手の宿泊施設などの重要な分野に注力する方針を示している。

さらに市当局に対して、観光客を引きつけるためにゲートや旗、バナー、ライトを設置し、国の歴史やアイデンティティを際立たせるように要請した。

また、昨年は漕ぎ手同士の争いが見られたため、NCONIFに対して会場の清掃と治安の維持を強く求めた。

トボンクムン州のレース用ボートチームの漕ぎ手であるレアン・チャイヤ氏は、2023年は漕ぎ手同士の争いがあったため、NCONIFに対して会場の清掃と治安の維持を強く求めている。

同氏は「今年、私たちのチームはレースに参加できることを嬉しく思っている。我が州の名を高め、村を応援するためにも優勝を目指している」と意気込みを語った。

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