カンボジアでの新生活、医療環境はどうなの??〜日本人医師が解説〜

カンボジアでの新生活、医療環境はどうなの??〜日本人医師が解説〜
カンボジアでの新生活、医療環境はどうなの??〜日本人医師が解説〜

毎年3月〜5月にかけて、日本人駐在員の方などが帰国したり、新天地へ赴任したりと、人の出入りが激しい時期になります。新天地へ転勤された方などは新たな生活に様々な不安を抱えていらっしゃるかと思います。NTTコムリサーチが「海外生活満足度」に関する調査を行なった結果、不満(「大変不満」+「やや不満」)の割合は、「食生活(34.4%)」、「医療環境(32.9%)」の順に高く、満足(「大変満足」+「やや満足」)の割合では、「医療環境(31.5%)」でもっとも満足度が低くなっています。「医療環境」が海外で生活する上で重要なポイントになることがわかります。

 

海外生活に関する満足度調査


データ:NTTコムリサーチ

 

「医療環境」での具体的不満要素を見てみると、「日本人医師のいる病院が少ない(37.9%)」がトップで、次いで「受診料が高い(27.2%)」、「衛生環境がわるい(16.3%)」と続きます。

 

「医療環境」で具体的不安要素


データ:NTTコムリサーチ

 

カンボジア(プノンペン)では、数件の医療機関に日本人医師が常駐し、複数の日本人専門医も在籍しています。駐在日本人数との比率で考えると、カンボジアは他の国と比較して日本人医師が多いのが特徴です。「日本人医師のいる病院が少ない」という不満要素はカンボジアでは比較的低いと考えられます。


また、「受診料が高い」という点に関しては、海外では日本のような医療保険環境が整っていないため、すべて実費で医療費を支払うことが一般的です。海外出張も含め、海外に渡航する際は必ず海外旅行保険に加入して、いざという時はキャッシュレスで医療サービスを受けられる準備が必要です。

 

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「衛生環境がわるい」に関しては、病気や怪我の場合、少なくとも衛生環境の良い医療機関で受診することをお勧めします。そのほかに医療機関を選ぶポイントとして、医薬品や医療材料、医療機器が揃っている、日本の海外旅行保険に対応している、信頼できる医療スタッフがいるなども医療機関を選ぶ上で重要です。

 

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さらに、海外で生活する上で、日本より病気や怪我に対して日頃から注意して予防の意識を持つことが大切です。カンボジア保健省のデータによると、「交通事故などによる外傷」「下痢や嘔吐などを引き起こす感染症」などが、カンボジアでの疾患で多くの比重を占めています。交通事故に遭遇しないように夜間のバイクなどの運転を極力控える、食べ物や飲み物に気をつける、蚊に刺されないように虫除けスプレーを使用するなど、日頃から習慣づけることが大切です。

 

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また、ワクチン注射も病気を予防するという点ではとても有効です。海外赴任が決まったら早めの予防接種をお勧めします。

 

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まとめ

 

最後に、医療面でどんなに注意しても不安なことはあるかと思います。当院は日本人用のホットラインを設けておりますので、いつでもお気軽に医療に関する相談をお問合わせください。

 

【病院情報】

​Sun International Clinic(サンインターナショナルクリニック)

● 住所:No.18, St.302, Sangkat BKK1, Khan Chamkamon, Phnom Penh
● 電話番号:069-268-060/092-116-613(日本語対応可)
● 診察時間:月~土 9:00〜18:00、日 9:00〜15:00(大型連休を除く)
● 診察科:総合診療(内科)、皮膚科、耳鼻咽喉科(アレルギー科)、整形外科、消化器科、小児科、婦人科、泌尿器科、形成外科、アンチエイジング治療
● カンボジア(プノンペン)にある日系病院
複数の日本人医師と看護師が常駐・在籍しています。受付をされてから診察を受けお帰りになるまで日本語で対応いたします。また全ての日系海外旅行保険とクレジット付帯保険と提携しており、キャッシュレスサービス対応が可能です。お気軽にお問い合わせください。
● HP: http://siclinic.com/

 

※この記事に記載されている情報は2019年2月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。

 

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