テチョ空港建設が94%完了、7月に運用開始予定

テチョ空港建設が94%完了、7月に運用開始予定
2025年01月29日(昨日)00時00分 公開
テチョ空港建設が94%完了、7月に運用開始予定

〈写真:Khmer times〉

 

カンボジア民間航空事務局(SSCA)の発表によると、テチョ国際空港の建設進捗率は1月20日時点で94%に達し、7月に運用を開始する予定である。

 

旅客ターミナル、電力供給センター、空港エプロンなどの主要施設は2024年末までにほぼ完成しており、残る工事も2025年1月中に仕上げられる見込みである。

 

また、運用準備および空港引き渡しプロセスが進行中であり、全工事は2025年5月に完了する予定であるという。

 

新空港は米CNNによる「世界の11の最も壮観な建築物」の1つとして選ばれており、カンボジアが航空産業の未来に向けて重要な成果を上げていることを象徴している。

 

テチョ国際空港は現行空港と比較して最大6倍の旅客を受け入れる能力を備えており、カンボジアの航空輸送能力を大幅に強化することが期待されている。

 

このプロジェクトには、カンボジア国外投資公社(OCIC)とカンボジア政府の共同出資により約15億ドルが投じられている。

 

空港の建設は4Fクラス規格に基づいて進められており、3段階に分けて完成する計画である。

 

第1段階は2025年に完了予定であり、この段階では年間約1300万人の旅客を受け入れる能力を持つ。

 

さらに、2030年に予定される第2段階では年間約3000万人、2050年に完了する最終段階では年間約5000万人の旅客を受け入れることを目指している。

 

 

 

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