カンボジア、自由で平等な選挙のため有権者調査を実施

カンボジア、自由で平等な選挙のため有権者調査を実施
2017年04月05日 00時00分 公開
カンボジア、自由で平等な選挙のため有権者調査を実施


2つの選挙監視団体が、252の自治体で選挙委員会から発行された国政選挙の有権者リストを監査したところ、98%は正確なものであることから、少なくとも過去の有権者リストの質や信頼度の不安は抑えられるだろうと発表した。
 
特に野党は、長い間この有権者リストへ不満を抱えており、2011年選挙監査委員会のComfrelによる同様の調査ではこのリストに存在しない名前が含まれており、17%の有権者は自身の名前がなかったという。
 
約2700人の有権者を調査したComfrelと監査グループのNICFECは、彼らのうちわずか2%が確認できなかったが、これはこのリストが侵害されているということを意味してはいない。

NICFECのサム・クンセミー氏は「新しい有権者リストには間違った名前は含まれていない。以前のリストからは既に亡くなった人の名前は削除されている。」と述べた。
 
同氏は加えて、「この質の高い有権者リストから6月に予定されている自治選挙へ良い兆しが見え、満足している。」と述べた。
 
委員会は最初に彼らの詳細な情報を収集し、その後全ての適切な有権者に対してそれを確認した。戸別調査と2つの方法で有権者のリストを検証した。
 
調査結果によると、250以上の自治体で有権者登録件数は89%、国税選挙への登録件数(81%)を上回っている。
 
Comfrelのコーン・サバン氏は、過去に見たよりも有権者リストの質が良かったと述べたが、これは6月4日に行われる自由で公平な選挙を保証する上での1つの要因となるに過ぎないという。


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