フン・セン首相、米朝首脳会談に言及

フン・セン首相は10日、朝鮮半島の核問題に関する北朝鮮最高指導者と米国大統領の対話を歓迎すると語った。

フン・セン首相はプノンペンの学校で開かれた卒業式に出席し、「近々おこなわれる金正恩朝鮮労働党委員長とドナルド・トランプ大統領の会談で、朝鮮半島情勢が改善されることを望んでいる。両国のトップがどこで会うのかが気になる。正恩氏は飛行機には乗らず電車でしか移動しない。つまり中国やロシアにしか行けないということになる。トランプ氏は平壌に行くだろうか、いや行くはずがない。中国で会うのだろうか」と述べた。

正恩氏は3月にトランプ氏に核問題に関する対話を求めた。

ホワイトハウスはトランプ氏が対話の要求を受け入れたことを明らかにし、それを伝えた韓国のChun Eui-yong氏は記者団に対し「5月までに会談をおこない永久的な非核化を実現するつもりだ」と述べた。

以前はトランプ氏は正恩氏を「リトル・ロケットマン」と呼び、一方正恩氏はトランプ氏を「精神的に狂ったアメリカの老いぼれ」と罵っていた。

韓国はアメリカと日本など多くの同盟国に寄り添い、朝鮮半島非核化を目指している。

フン・セン首相は「朝鮮半島の緊張は緩和されている。4月末にASEANの会合がある。ASEANの首脳の朝鮮半島情勢に対する意見を聞けることが楽しみだ。これは朝鮮半島周辺国だけでなく、国際的な問題だ」と語った。

https://www.khmertimeskh.com/50301788/pm-welcomes-n-korea-talks/​

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