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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアの縫製・履物・旅行用品(GFT)輸出額が2026年1〜4月に50億2000万ドルに達し、前年同期比11.26%増と堅調に拡大した。
税関総局(GDCE)が公表したデータによると、地政学的な不透明感が高まる中でも輸出は増加し、同部門は国内輸出収入の45%超を占めるなど主要産業としての地位を維持した。
品目別では、ニット衣料および衣料付属品が最大で、21億5000万ドルと前年同期比10.8%増となった。
主に米国や欧州市場からの需要が継続している。
非ニット衣料も12億9000万ドルで8.7%増と拡大し、製造能力の向上と製品多様化が進行している。
履物は7億500万ドルで13.2%増と高い伸びを示した。
国際ブランドが東南アジアでの調達先を分散する動きが背景にある。
旅行用品も7億2400万ドルで8.9%増となり、かばんやバックパックなどの生産拠点としての地位が強まっている。
このほか、その他繊維製品は1億4300万ドルで62.3%増と大幅に伸び、付加価値の高い製品への展開が進行していることが示された。
世界貿易は地政学的緊張や物流の混乱、インフレ圧力など不確実性が続くが、同国の輸出型製造業は競争力のある労働コストや優遇貿易措置、外国投資の流入に支えられ、比較的安定を保っている。
多国籍企業による「チャイナ・プラスワン」戦略や地域的な貿易協定への参加も追い風となっている。
政府は今後の競争力維持に向け、労働者の技能向上や物流インフラ整備、国際基準への対応強化を重視する姿勢を示している。
年初からの好調な実績を受け、需要の安定と供給網の改善が続けば、年間を通じて輸出の成長が維持されるとの見方が出ている。
業界関係者は、製品多様化や技術導入、持続可能な生産体制への投資が今後の鍵になると指摘している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。