不買運動でも9億ドル維持、タイ依存が続く現実

不買運動でも9億ドル維持、タイ依存が続く現実
2026年05月14日(木)00時00分 公開
不買運動でも9億ドル維持、タイ依存が続く現実

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジアとタイの二国間貿易額が2026年1~4月に約9億2500万ドルに達したことが、カンボジア関税消費税総局(GDCE)の統計で明らかになった。

 

GDCEが発表した貿易収支統計によると、4月単月の貿易額は約2億3900万ドルで、第1四半期の約6億9600万ドルに上積みされた。

 

陸上国境検問所に制限がある中でも、両国間の取引は継続している。

 

1~4月の輸出は約2億3500万ドルで、前年同期の3億2700万ドルから28.3%減少した。

 

一方、輸入は約6億9000万ドルとなり、前年同期の11億6000万ドルから40.8%減少し、タイ側の黒字となった。

 

総貿易額は前年同期の14億9000万ドルから38.1%減の9億2540万ドルに縮小したが、需要の強さを背景に一定規模を維持した。

 

カンボジア国内で燃料や化粧品、消費財などタイ製品の不買運動がある中でも、農産物や建設資材、工業用資材の取引により、タイは主要貿易相手国の一つとして5位を占めた。

 

物流供給網・ブローカー事業協会(LOSCBA)のチア・チャンダラ会長は、代替供給源の不足により取引量が維持されていると指摘した。

 

一方で、不買運動は主権や国益に関わる問題とも結び付いており、今後は他国からの調達拡大が進む可能性があるとした。

 

また、地理的近接性や既存の物流網により、近隣国間の貿易は完全に途絶することは難しいと述べた。

 

農産物ではキャッサバの中国向け輸出が増加する一方、海上輸送を通じたタイ向け輸出も続いているほか、アルミスクラップの輸出も増加していると説明した。

 

 

 

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