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<写真:khmertimeskh.com>
2026年1〜3月期のカンボジアの対外貿易において、中国が最大の貿易相手国、米国が最大の輸出先となった。
関税消費税総局(GDCE)が発表したデータによると、中国との貿易額は51億6000万ドルに達し、前年同期比で26.8%増加した。
地域的な包括的経済連携(RCEP)や中国との自由貿易協定により関税引き下げや投資促進が進み、経済関係の深化が示された。
米国は第2位の貿易相手国で、貿易総額は34億8000万ドルと前年同期比39.3%増となった。
このうち輸出額は33億6000万ドルを占め、カンボジア側の貿易黒字は32億3000万ドルに達した。
衣料品や履物、旅行用品が主要輸出品として引き続き重要な役割を担っている。
世界経済の不確実性や通商政策の変化が続く中でも、米国からの需要は堅調に推移した。
低い労働コストや西側市場への優遇措置が、輸出の持続的な拡大を支えているとみられる。
中国は原材料や機械の供給元であると同時に、インフラやエネルギー、不動産分野への主要投資国でもあり、製造業を支える役割を維持している。
この傾向は産業多角化や地域サプライチェーンへの統合の進展に伴い継続すると分析されている。
全体の貿易額は169億3000万ドルで、前年同期比17.2%増となった。
供給網の混乱やインフレ圧力といった世界的な影響を経て、回復と成長が進んでいることが示された。
国別では、ベトナムが第3位で22億7000万ドルと前年同期比3.2%減となり、国境貿易の鈍化や取引構造の変化が示唆された。
日本は第4位で7億5300万ドルと14.8%増加し、インフラや高付加価値製造分野での関与が続いている。
専門家は、外需の強さと国内政策による輸出市場の多様化や生産能力向上が好調の背景にあると指摘する一方、今後の持続には世界経済や為替の安定、付加価値の向上が重要になるとしている。
政府は貿易協定や投資流入が2026年を通じて成長を支えるとの見方を示している。
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