今週カンボジア全域で大雨続く恐れ

フンセン首相はカンボジアで日曜日まで発生する可能性のある季節外れの嵐に注意するよう呼びかけた。

 水資源省が今週大雨が続く予報を出したのを受け、フンセン首相は公式フェイスブックにて警告文を発表した。

「大雨が原因で発生する事故を避けるために、注意を払ってください。」とフンセン首相は投稿した。

水資源省のリム大臣は南シナ海からの風や前線高気圧、地殻からの熱放射などが重なり、季節外れの天候になっていると話した。

「湖底平原の州や北東の高地、南沿岸地域では4月4日から9日まで降雨になるだろう。土曜日は国内全域で降雨が予想されている」と話した。

「すべての省庁、公共機関は雷雨が予想される期間中、安全のための情報を適時公開するべきだ」とリム大臣は続けた。

カンボジア国家防災会議によると、今年第一四半期には嵐が31回発生し、6人が死亡し、19人が負傷したという。

また、発生した嵐でバッタンバン州やコンポンセプー州の500の家や学校、 寺院、行政機関の建物が被災したとされている。

パイリン州環境部のソカ氏は雨水流出は川の変色などにつながると話した。

「すでに3日間降雨が続いている。降雨地域では建設も多く進行しており、雨による土地流出は水質汚染につながる」と同氏はつづけた。 

また、同氏は数日で水は浄化されるため、現状の川の変色を心配する必要はないと加えた。

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