カンボジアの鉄道サービスについて気になる方も多いのではないでしょうか? 今回は、カンボジアの鉄道事情と、プノンペン国際空港からプノンペン市内を結ぶ鉄道にポステスタッフが実際に乗車した様子を写真とともにレポートします!

 

 

カンボジアの鉄道事情は?

 

カンボジアでは1970年代の内戦で鉄道インフラが破壊されてしまいました。2016年、首都プノンペンーシアヌークビル間で鉄道が長年のサービス休止を経て再開。また、2018年現在、カンボジア公共運輸省は近々のプノンペンーポイペト市間の鉄道計画も発表しています。ポイペト市はタイとの国境があるバンテンメンチェイ(Banteay Meanchey)州の都市で、鉄道が開通すればプノンペンとタイ間の物流網が格段に便利になると期待されています。他にも、中国企業による建設でプノンペンからシェムリアップ、ベトナムへも鉄道を開通させる計画が発表されています。カンボジアではインフラ整備も着々と進んでいます。

 

 

プノンペン国際空港から市内までの鉄道をレポート

 

2018年4月、公共運輸省はプノンペン国際空港とプノンペン市内を結ぶ鉄道の運行を再開すると発表しました。これまで、鉄道建設に反対する住民との対立などが原因で、工事の延期が繰り返されてきましたが、ようやく開通しました。ただ、プノンペンに在住している方の中には、開通したニュースは知っているけど乗り方が分からない、また料金や便利さが分からなく不安だからまだ乗っていないという方もいるのではないでしょうか。そこで、今回はプノンペン在住の筆者が実際に鉄道に乗車し、その様子を写真とともにお伝えします!

 

発着駅へ

プノンペン市内の中心地から鉄道に乗る場合は、モニボン(Monivong)通り沿いに位置するモニボン駅が良いでしょう。

 

 

駅の向かいの風景。ヴァタナックキャピタルタワー(Vattanac Capital Tower)とカナディアタワー(Canadia Tower)のすぐ西に位置しています。奥には2018年に着工したエクスチェンジスクエア(Exchange Square)も見えます。

 

モニボン駅の前には中国による援助バスが数台停まっていました。

 

こちらはバイクの駐車場。バイクで行っても問題ないです。

 

駅構内へ

 

駅に着いたのは16時半頃でしたが、閑散としていました。カンボジア人が2、3人座っていたくらいです。

 

 

ゴミ箱も設置されていました。

 

乗車券売り場です。女性スタッフ2人がいました。プノンペン国際空港行きの乗車券を購入。片道2.5ドル(約270円)でした。

 

次の電車の時刻を聞いてみると、今出てしまったばかりだから次は1時間後になるとのこと。時刻表がアバウトだとカンボジア人の友人に聞いていたので時刻表に頼らずに行ってみたところ、結果日本と比べれば長めの時間待つことに。それまでの時間カフェに行こうとすると、スタッフの方が電車が早く来る可能性もあるので30分前の17時に待合席に来てくださいとのこと。。。予想外の30分前行動です。

 

その後、スタッフの方に言われた通り、17時から待合席で待機していましたが、発車予定時刻の17時30分になってもまだ来ません。スタッフの方に電車の到着時間を聞くと、スタッフの方はパソコンで電車の位置を確認し、あと5分か10分で来ると言います。結局、電車が到着したのは17:55頃。まだ利用者が少ないこともあってか、時間にはあまり正確ではないようです。

 

電車の音が聞こえたのでホームへと向かいます。待っている間に日が暮れてしまいました。

 

「Passanger Platform(乗り場はこちら)」と案内が英語で書かれています。

 

 

 

貨物列車も停まっていました。奥にライトに照らされた政府機関が見えます。

 

やっと鉄道が到着!

 

見た目は電車というより、貨物列車に近いです。

 

スーツケースを持った外国人が1、2組だけ降りてきました。今回、一緒に乗車するのはカンボジア人の親子1組だけ。利用者もまだまだ少ないようです。

 

いざ、乗車!

第一印象としては、非常に清潔感があります。1両編成であるため、この写真で車内の全てです。

 

大手通信会社の「Cellcard」の広告。

 

ゴミ箱。

 

つり革はないものの、捉まることができる棒は設置してありました。

 

コンセント。充電も可能なようです。

 

途中でいくつかあった踏切です。帰宅する多くのバイクドライバーが待機していました。

 

 

 

空港に到着!

約30分後、プノンペン国際空港に到着。乗ってみた感想としては、一番に電車の走行スピードの遅さに驚きました。自転車を漕いだ方が速いのではないかというほどです。窓から見えた電車の隣を走るバイクの方が遥かに早かったです。車内で特にやることがなく早く到着してほしいと、なんとももどかしい気持ちになりました。

 

 

 

待合室にて帰りのチケットを再度購入。行きと同じく1人2.5ドル(約270円)です。帰りはスーツケースを持った外国人が2、3組乗車していました。5分ほど待機してからプノンペン市内に向け出発しました。

 

 

まとめ

 

カンボジアの鉄道事情を解説、またプノンペンの鉄道サービスをレポートしました。いかがでしたでしょうか。プノンペン国際空港ープノンペン市内間の移動料金をタクシーやトゥクトゥクと比べ安く抑えられるので、節約したい方には鉄道がおすすめです。一方、時間が読めなく、また走行スピードも遅いため、早くストレスなく移動したい方は移動手段としてではなく、観光の一環として乗車するのが良いかもしれません。

 

※この記事に記載されている情報は2018年12月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。

 

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