元大使が無罪を主張

元大使が無罪を主張
2016年12月01日 00時00分 公開
元大使が無罪を主張
カンボジア-韓国間の元大使であるスス・ディナ氏(45歳)は木曜日、権力と地位を濫用した罪で5年間の懲役刑を言い渡された。ディナ氏はプノンペン裁判所を後にしながら自身の無罪を主張し続けたという。
ディナ氏はかつて外務省とフンセン首相の個人顧問として活躍し、2014年には韓国の大使に任命された。3年間の在任期間は汚職問題などで論争を巻き起こし、4月プノンペンでその地位から失脚し逮捕された。
 
「納得できない。証拠がない。」とプノンペン裁判所を後にするディナ氏は繰り返した。裁判所は「移住労働者から賄賂徴収、ビザ手数料の横領、大使館の賃貸料の未払い」などの証拠を列挙した。

汚職防止協会は膨れ上がるディナ氏の個人資産を疑い今回の訴訟に至った。韓国の在任期間中、ディナ氏の財産は3百万ドルまで膨れ上がったという。先月の審判では、およそ11万7千ドルの大使館収入を外務省に届けなかったことに言及されたという。

四人の大使館員の証言が証拠に使われた。この四人はディナ氏の賄賂計画を摘発したためディナ氏に復讐されたという。裁判長のヴァンディー氏は権力と地を濫用したとして、有罪判決を宣告した。懲役刑に加えて、2千5百ドルに相当する1千万リエルの罰金の支払いを求めた。ディナ氏には判決に抗議する権利がまだ残っている。

 
Source: cambodiadaily.com
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