ポイペト市で列車と車が衝突

ポイペト市で列車と車が衝突
2018年04月23日 00時00分 公開
ポイペト市で列車と車が衝突


23日、バンテイメンチェイ州のポイペト市で男性が列車と衝突したことで重傷を負った。列車が運行を開始してから2週間経ったが、今回が3つ目の事故となる。

ポイペト市の警察官であるChhie Buntha氏は「犠牲者のHuong Pichさん(47)は貨物自動車を運転していた。事故は犠牲者の不注意な運転によって起きた。列車は線路を通常通りに走っていただけだったが、犠牲者は列車が来ているのに気づかずに線路を越えようとしたのだ。事故後、犠牲者はすぐに街の病院に搬送された。列車の運転手は『列車が近づいているのもかかわらず貨物自動車が線路を横切ろうとしてきたのだ』と主張している」と話す。



また同氏は「列車は貨物自動車の後ろ側に衝突した。貨物自動車の運転手は列車が来ていることに気づいていなかったようだ。おそらく窓が閉まっていたからか、もしくは単純に周りを気にしていなかったのだろう。列車の破損による損害金額は約4000ドル(約42万円)だと推定されている。損害賠償に関しては現在議論が進められているが、貨物自動車の運転手はおそらく大きな金額を払うことはできないだろう。列車が運行を開始したものの人々は列車の存在を認識していない。侵入を防ぐ柵もなければ警備員がいるわけでもないのだ」と語った。

22日、ポイペト市当局の一人であるSan Seanho氏は人々に線路を渡る際は十分に注意するよう呼びかけた。

またプノンペンでは23日、酔った男性一人が列車にひかれ片足を切断することとなった。損傷したのは左足で、犠牲者は近くの病院に搬送された。被害者は現在話すことができない状態で、身元は明らかになっていないという。

出典:KHMELTIMES

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