プノンペン、日中の大型トラック走行禁止へ

プノンペン、日中の大型トラック走行禁止へ
2018年10月02日 00時00分 公開
プノンペン、日中の大型トラック走行禁止へ

プノンペンのKhuong Sreng知事はプノンペン市内における日中のトラックの走行を禁止すると発表した。しかし、この施策に対しては効果的でないと批判の声も上がっている。

 

 

Sreng知事はChamkar Mon地区の職員たちとの会談で今回の施策を発表した。


同知事は「今後、日中の間はプノンペン市内への大型トラックの出入りを禁止する。また、現在は一切制限のない日中の市内における大型トラックの走行に、走行できる時間の制限を設ける」と語った。


これまでは常にあらゆる種類のトラックがプノンペン市内外を行き来していたため、交通渋滞が発生していたという。


Sreng知事は「多くのドライバーは他のトラックドライバーの許可証をコピーして、トラックの窓ガラス下に外から見えるように置いていた。許可証をチェックする人はおらず、ルールを守っていなくとも自由に行き来できていたのだ。ただ、今後は大型トラックは日中は市内と市外を行き来することを禁ずる。夜の8時から9時の間のみ走行可能となる」と語った。


同知事は村や自治体の当局に今回の禁止事項を徹底し、ドライバーが指示に従わなかった場合は法を犯したとみなしトラックを強制的に止め、ドライバーを逮捕するように促した。

 

一方、Affiliated Network for Social AccountabilityのSan Chey代表は、以前も講じたことのある施策だとして今回の施策の効果に対して疑問を呈した。

 

同代表は「日中の大型トラック走行禁止の施策が渋滞緩和に繋がることは考えにくい。1週間ほど施策を徹底的に実行し、その後少し当局が手を抜き始めると大型トラックは再び同じことを繰り返すだろう」と語った。


また、Chey代表は、今回のような施策が功を奏するのは交通ルールのもとにカンボジア全国で実施された場合のみだろうと述べた。

 

出典:KhmerTimes

 

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