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<写真:Khmer Times>
カンボジア国家薬物対策局(NACD)は23日、地域社会における薬物問題の防止を目的として、薬物犯罪の報告を容易にするためのモバイルアプリ「NoDrug」を発表した。
このアプリには4つの主要機能があり、エンターテイメントと教育を兼ねた短いビデオ、最新かつ最もアップデートされた薬物に関する情報の閲覧、薬物使用の効果についての学習、薬物依存症治療及びリハビリセンターに関する情報の検索が可能である。
第四次反薬物キャンペーン指令教育委員会の委員長であるネット・ピアクトラ情報大臣はモバイルアプリケーションの発表会で、アプリが薬物の効果と危険性についての教育の範囲を強化し、拡大することに貢献すると述べた。
ピアクトラ大臣は、アプリが地元の権力者や法執行機関と協力して薬物関連問題を予防、抑制、解決する機会を人々に提供するとも言及した。
ピアクトラ大臣によると、一般市民の間で薬物使用は都市部から農村部に広がり続けており、同時に多くの深刻な問題を人々の健康と生計に引き起こしている。
NACDの年次報告書では、2万人以上のカンボジア人が薬物を使用か依存の状態にあり、その中には少数の学生と政府職員が含まれていることが明らかになった。
カンボジアでは2023年に2万3046人が薬物依存症者であることが確認され、2022年の2万2213人から増加している。
薬物犯罪の件数に関しては、2022年と比較して薬物の押収件数は減少しているが、2023年に取り締まった薬物犯罪の件数は8063件で、2022年と比較して1673件の増加であった。
NACDは公衆の参加が薬物対策の効果を決定するものと考えており、「NoDrugs」の働きに期待が寄せられている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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