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<写真:Khmer Times>
カンボジアで不動産保険の市場が成長しており、2023年には前年比8%増の4890万ドル(約76億273万円)に達した。
この成長は市場の意識向上が背景にあり、多くの人々が火災、雷、爆発、洪水、ハリケーンなど予測不能な事態に対する保護の必要性を認識し始めているからである。
特に、カンボジアの工場や製造業ユニットにおいては、不動産保険は財政的な安全網として機能する。
事業主は、損失発生時に資産価値の減価償却を差し引いた額で補償されるため、迅速に事業を再開でき、不測の事態後のダウンタイムや遅延を減らすことが可能となる。
業界の成長はまた、国内の製造業の活発化も一因であるという。2023年には新規工場が25%増加し、11月時点で総投資額179億ドル(約2兆7830億円)、総工場数2089に達した。
ポストコロナの時期には、不動産保険は着実な成長を遂げている。2020年には不動産保険の総保険料が4020万ドル(約62億5009万円)、2021年には1.2%増の4070万ドル(約63億2783万円)に成長している。
2022年にはほぼ11%増の4520万ドル(約70億2747万円)となり、2023年は8%増の4890万ドル(約76億272万円)に達した。
不動産保険は主に工場を対象としていたが、最近の観察によると、高層ビルや住宅など保険対象物件の数が増えていることが確認されている。
また、プノンペンのコンドミニアム市場も年々成長しており、2013年には1000ユニット未満であったが、現在では5万以上のコンドミニアムが完成している。
保険会社によると、家庭用保険の主な購入者は、外国人駐在員や裕福な地元住民が好むプノンペンのコンドミニアムであるという。
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