プノンペン市、洪水を減らすため排水路の改修工事を来月より開始

プノンペン市は、雨季に頻発する洪水を減らすために、来月初めにプノンペン市内の4つの地区にまたがる排水ネットワークの改修工事を開始する予定だ。

プノンペン知事のコーン・スレン氏は、関連当局者と12の地区議員との会合で、ダウンペン地区、チャムカーモン地区、7マカラ地区、トゥールコック地区の全長460キロメートルに及ぶ排水網の改修工事に取り掛かると述べた。

当局が首都プノンペンの洪水問題解決を目指すこの改修工事は、1月7日以降に始まる予定だという。

「特にモニヴォン通りの排水機能を向上させるためには、主要な用水路・下水道を修繕する必要がある。」



スレン氏は「プノンペンで暴風雨やスコールなど、短時間で大量の雨が降った場合、プノンペン市内はいつも洪水に襲われる。我々は排水機能を修繕し、洪水に見舞われる時間をこれまでよりも短くする。」と語った。

さらに、プノンペン市は排水ネットワークを整備することで、プノンペン国際空港の南側および西側に雨水を放出させる計画だという。

7マカラ地区に住む住民のキム氏は、プノンペン市内周辺の排水機能改善の計画を支持した。

「人々が必要とするものなので、排水システムを修繕するために、人々も当局と協力して事業を進めてほしい。」

プノンペンの公共事業運輸部門の報告によると、プノンペンの排水ネットワークは、全長732キロメートルの排水路と44,807個のマンホールからなるという。

雨季が始まる前に、4地区で約5ヶ月をかけて排水システムの修繕を完了する予定だ。

http://www.khmertimeskh.com/


 

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