北朝鮮大使　カンボジアとの関係強化へ意欲

北朝鮮の特命全権大使は、国際関係は刻一刻と変化してきているが北朝鮮とカンボジアは強力な結びつきの恩恵を受けていると語った。昨日午前中、外務省のプラク・ソックホン氏は、新しい北朝鮮大使であるヤン・ユンゴン氏と対面し、二国間の結びつきや地域的な問題について議論した。

外務省の広報官であるチュン・ソウニー氏は、「今回の会合の目的は北朝鮮とカンボジアの関係を強化し、カンボジアの協力を約束するものだった。会議の中で、ユンゴン大使は世界の状況は変化してきたが、カンボジアと北朝鮮の二国間関係は良い状態を保ってきていると発言した。」と話した。

広報官によるとユンゴン氏は、北朝鮮の高官らがカンボジアと緊密に関係を築いていくことを望んでいると話したという。ソウニー氏は議論を振り返って、「ユン・ゴン大使は在任期間の間にカンボジアと北朝鮮の二国間関係を発展させる自信を持っている」と語った。

カンボジアの外務省は北朝鮮の核実験について反対表明を二回出している。北朝鮮による最大規模の核実験が9月に行われ、朝鮮半島をはじめ全世界の緊張を高めた。国連の取り決めを必ず尊重するようカンボジアは北朝鮮に求めており、同国に対しカンボジアは平和的な交渉を通じて関係各機関、団体、個人に応じるよう促してきた。