シェムリアップの観光政策、5000万ドルの融資を発表

＜写真：Khmer Times＞

フン・マネット首相は13日、新型コロナウイルスの流行によって打撃を受けたシェムリアップ州のツアー業者を支援するため、5000万ドル（約75億円）の融資パッケージを発表した。

国営金融機関である中小企業銀行によって融資が行われる予定である。

同融資の目的はシェムリアップ州の観光業の再活性化であり、ツアー事業者は外国人観光客を誘致する上で重要な役割を果たしている。

同州は世界遺産のアンコール遺跡公園が存在する同国で最も人気のある観光地である。

同遺跡公園には2023年1月〜10月の期間中、前年比256％増となる60万2570人の外国人観光客が訪れ、チケットの売上は約2800万ドル（約42億円）にのぼった。  

同州の観光業を新型コロナウイルス流行前の水準に回復させるため、同国政府は「Visit Siem Reap 2024」という特別キャンペーンも併せて開始する。  

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