シェムリアップ新空港、28年までに800万人の観光客誘致を目指す

＜写真：Khmer Times＞

ソク・ソケン観光大臣によると、シェムリアップ・アンコール国際空港は直行便の就航を増やすことで多くの旅客を呼び込み、2028年までに800万人の外国人観光客獲得を目指す。

7日、ソケン大臣は16日に予定されている正式な開港式を前に、代表団を率いてシェムリアップ・アンコール国際空港を視察した。

この代表団にはシェムリアップ州のPrak Sophoan知事、アンコール国際空港投資株式会社（AIAI）のLu Wei会長、カンボジア民間航空庁のChea Oun国務長官なども含まれていた。

ソケン大臣によると、カンボジアは世界各国への直行便を増やすために新しい近代的な空港建設に注力している。

空港建設によって多くの直接・間接雇用が生まれ、運営段階でも国民所得、特に地域の所得向上に貢献したという。

この新しい空港は地域と世界を結ぶ直行便の増加により、カンボジアへの外国人観光客の増加を後押しし、外国人観光客800万人の目標達成に寄与する見込みである。

また、ソケン大臣は空港内で手頃な価格でのカンボジア製品やアートワークの展示・販売を提案している。

カンボジア旅行代理店協会（CATA）の副会長であり、アンコール・デスティネーション・トラベル社のマネージング・ディレクターであるSareth Duch氏によると、シェムリアップ・アンコール空港では長距離走行イベントが実施された。

 太平洋アジア観光協会（PATA）カンボジア支部のThourn Sinan会長はクメールタイムズに対してカンボジアの観光産業をさらに強化する方法についての洞察を共有し、特に空港や陸路国境の改善、および長期滞在ビザの推進が重要であることを強調した。

Sinan会長によると、空港や陸路の国境で頻発する労働者やタクシー運転手、売り手による外国人観光客への不正行為や過剰な料金請求の問題を解決する必要がある。

また、観光客を増やすため、政府は15日以上の長期滞在ビザを推進し、さらなる特典やインセンティブを提供するべきであり、観光客の滞在を3ヶ月や6ヶ月に延長することでカンボジアでの滞在時間を長くし、観光収入や地域経済の刺激が期待できると指摘する。

Sinan会長はこのような問題解決に取り組むことで、政府は観光客に対する信頼性を向上させ、カンボジアでの体験をより良くすることができると強調している。

政府はこれらの提案を真摯に受け止め、空港や陸路国境での問題への対策を進めるため、運輸業者や観光関連事業者、法執行機関と連携を強化すべきである。

Sinan会長は「これらの取り組みを進めることで、カンボジアは観光客にとってより魅力的な目的地になることが期待される」と述べている。

ラインでニュースを受信する