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<写真:Khmer Times>
シェムリアップ・アンコール国際空港は非商用便のデモンストレーション飛行を成功裏に終え、10月中旬に正式に就航を開始する予定である。
最終的なデモンストレーション飛行は5日に行われ、マオ・ハーバナル民間航空庁長官の視察のもと、関係者や空港および航空会社の代表者らが参加した。
6日午後に公開されたプレスリリースによれば、プノンペン国際空港からスカイアンコール航空、シアヌークビル国際空港からカンボジアエアウェイズ、中国の昆明長水国際空港から中国東方航空の3社がテスト飛行に参加していた。
このデモンストレーション飛行の目的は、同空港が16日以降、数多くの国内および国際商業便を扱う前に、国際民間航空機関(ICAO)の国際基準および民間航空庁の規則に従い、技術的適格性と地上サービスの提供を確認することであり、飛行は技術的かつスムーズに実施された。
同空港はエアバス350、エアバス330、ボーイング787-9といった中型・大型機による航空・旅客サービスの強化・拡大に寄与する新しいインフラとして位置付けられており、シェムリアップ州都から約51km、アンコールワット寺院から約40kmの距離にあるSotr Nikum郡Tayekコミューンに位置している。
航空機が駐機するスポットは38バースあり、第1段階で年間700万人、2040年には年間2000万人の旅客を扱える設備が整っているという。
さらに、2023年からは年間1万t、2040年には2万6000tの航空貨物を扱うことが可能となる。
フライトに関しては、2023年には年間6万5800便、2040年には年間11万2700便を達成する見込みである。
シェムリアップ・アンコール国際空港の建設は2020年3月に着工し、約11億ドル(約1635億1780万円)が投入されている。
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