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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアと日本は、農産食品、とりわけカシューナッツ分野における協力を拡大している。
カンボジア・カシューナッツ協会(CAC)は、日本企業との投資および連携機会を探るビジネスマッチングを開催し、農産加工分野での協力強化に向けた動きを加速させている。
日本からは14社、カンボジアからはカシューナッツ加工企業9社が参加した。
本イベントは、日本貿易振興機構(JETRO)や国際協力機構(JICA)などが共催し、農業生産から加工、機械供給に至るサプライチェーン全体での連携を視野に入れている。
日本側は加工技術の提供にとどまらず、食品産業全体への投資可能性についても検討を進めている。
これに先立ち、日本の投資団はコンポントム州を訪問し、カシューナッツ農園や加工工場を視察した。
同州は年間100万トン超のコメと約20万トンのカシューナッツを生産する農業拠点であり、投資先としての潜在力が高いと評価されている。
州政府も農産加工向け工業団地の整備などを進め、投資環境の改善に取り組んでいる。
カンボジアはこれまで農産物の多くを未加工のまま輸出してきたが、日本からの投資拡大により国内加工能力の強化が期待される。
これにより付加価値の国内取り込みが進み、農家や企業の収益向上につながる見通しである。
2025年にはカシューナッツの輸出量が100万トンを超え、売上高は15億ドル以上に達した。
しかし、輸出の約9割はベトナム向けに偏っており、政府は「国家カシューナッツ政策(2022〜2027年)」を通じて加工比率の引き上げと輸出先の多角化を目指している。
今回の取り組みは、カンボジアと日本の農業・食品分野における協力を一段と深化させるものであり、持続的な農業発展に向けた重要な一歩と位置付けられる。
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