カンボジア農業省、ベトナムからの輸入豚へ注意勧告

病気を持った豚が輸入されたことが発覚した後、政府はベトナムからの輸入肉を食べないように警告した。
 

農業省の動物衛生部門や生産部門はベトナムから病気を持った豚がカンボジア国内に入らないよう、予防対策を強化している。
 

同省のセンソーバン代表は、先週ベトナムがサルモネラに感染した豚を殺したという報告を受けた後、カンボジアへ輸入されるのを防ぐために、追加検査の実施を行うと述べた。
 

同氏は「土曜日から我々は農業省の職員や州職員を監視に割り当てたため、まだカンボジアではこのような問題は発生していない」と述べた。
 

また続けて、ベトナムから出荷された豚の数が定かではなく、それがカンボジアに出荷されている恐れもあるため、我々は調査をしなければならないと述べた。
 

ベトナムでは通常豚に見られるサルモネラ菌と呼ばれる最近を抑制するための行動をとっている。
 

この種のバクテリアは高濃度な内毒素を作り、実験室の検査により豚の体内で高濃度の内毒素が検出されたため、ベトナムはその豚を屠殺したという。
 

ベトナムニュースの放送によると、最近の研究では北部のフン・イェン省で2014年から2015年にかけて44%の豚がサルモネラ菌に感染していることが明らかとなった。
 

 この研究ではまた、感染した豚を食べた人が病気になる確率は18%であることがわかった。
 

サルモネラ菌は、人に感染すると下痢、腹痛、発熱及び血液中毒を引き起こす一般的な病原体である。
 

カンボジア農業研究開発センターのサム・ビトー代表は、「サルモネラ菌は豚の体内で見つかる最も一般的な最近の１つであり、その豚肉を食べた人に感染する可能性がある」と説明している。
 

基本的に人と豚の臓器体系は似ている。そのため、豚が感染しているとき、我々も重大な危険に直面している可能性があると述べた。
 

もし我々が豚肉を適切に調理しなければ、消費者は重大な病気を引き起こす可能性がある。
 

1月、感染した豚肉を食べた後、ほとんどの小学生、約213人が治療を受けたという。