プノンペン-シアヌークビル間の高速道路建設が今年末にも起工へ

プノンペンとシアヌークビル州を結ぶ高速道路の建設は、このプロジェクトを担当する中国企業との政府交渉が成功すれば、今年中に開始することができる、と政府代表が発表した。

公共事業省のシムソリャ氏は、高速道路の起工式は、今年末か2018年初めに行われる見込みだと述べ、政府が現在予算を組んでいる付け加えた。プロジェクトを担当する中国企業と交渉を行う必要があるという。

「交渉がうまく行き、今年末には建設作業が始まることを願っている。会談にもっと時間が必要な場合でも、プロジェクトが2018年の初めには始まめられるだろう」と同氏は述べた。

190キロの道路には4車線あり、チャイナ・コミュニケーションズ・コンストラクション社によって建設される。

高速道路の建設には3年がかかる。 シムソリャ氏によると、このプロジェクトの費用は19億ドルと見積もられており、資金は中国政府からの融資の形で来るだろうと語った。

チャイナコミュニケーションズ社のリ・チータオ社長は、カンボジアで道路や橋梁などのインフラを建設する16のプロジェクトに、約16億ドルを投資してきたと語った。

フン・セン首相のFacebookの投稿によると、中国のリ・コッキョウ国務院総理は、2017年のアセアン首脳会談でフン・セン首相に対し、経済発展を促進し、人々の生活を向上させるための道を確実に発展させていくと述べたという。

カンボジアと中国の国交樹立60周年を記念し、2018年にカンボジアが開催するメコン・ランチャン・サミットに、リ国務院総理が出席することも確認された。

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