国際空港利用客の増加を見込み、新たな空港の建設、増設を検討

プノンペン国際空港の2017年1月～6月の間の利用者数は350万人で、昨年同時期に比べ22％増加したとのことだ。

昨日、マオ・ハバナル民間航空局秘書官は、「現在空港では25,000トンの貨物を運んでおり、これは平均40％の成長率だ」と述べた。

「現在、37か国の航空会社がプノンペン国際空港へ就航しており、そのうち33社は旅客サービスを、4社は貨物を運送している。またそのうちの1社はその両方を行っている」

また、「乗客数の増加は政治的安定と経済成長によるものだけではなく、カンボジアには魅力的な観光地があるおかげだ」とコメントした。

国際航空輸送協会の調査によると、2015年にカンボジアの民間航空会社は9億4000万ドルをGDPに投資し、174,000人のカンボジア人の雇用を創出した。



またカンボジアでは、プノンペン国際空港を利用する乗客の数に応じて、2020年以降に新しい国際空港を作ることを検討している。

「航空会社は信じられないほどの成長を遂げており、あらゆる航空機の着陸に関する問題や課題を研究する必要がある」

また、「政府とプノンペン国際空港は、新しい空港をいつ、どこに建設するのか考えている。なぜなら、プノンペン国際空港だけでは年間400万人以上の乗客が利用できないからだ。」とハバナル氏は述べた。
 
さらに「2020年までに500万人の乗客が利用することが予想される。空港ターミナルは、それに対応するために拡張され、拡張された場合ターミナルをすぐに完成する予定だ」と同氏は述べた。



カンボジア王国観光省の事務総長であるホ・ヴェンディ氏は、「数年前に政府は、投資家や観光客を引き付けるため、投資を行いやすくする政策を打ち出した」とコメントした。

また「乗客が他国からの直行便を利用する際、経由地での乗り継ぎの必要がないので、乗客にとってフライト時間やお金を節約することに繋がる。航空会社はより多くの乗客を引き付けるため、サービス、食事のクオリティ、輸送部門を強化する必要がある」と述べた。



カンボジアにある空港の管理権限を持つプノンペン国際空港のデータによると、カンボジアの3つの国際空港での乗客利用率は、2015年と比べ8.5％増加したとのことだ。

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