カンボジア:新型肺炎リスクも中国との共同軍事訓練を敢行

カンボジア:新型肺炎リスクも中国との共同軍事訓練を敢行
2020年03月06日 00時00分 公開
カンボジア:新型肺炎リスクも中国との共同軍事訓練を敢行

カンボジアの通信社AKPによると、3月14日〜4月1日まで「反テロと人道主義」をテーマにした中国との共同軍事「ゴールデン・ドラゴン」が行われるという。

訓練はチャムキリ地区のチュムキリ軍事射撃訓練場で行われ、中国人民解放軍265人を含む3000人の兵士と、戦車、砲兵、迫撃砲、ヘリコプターなどの車両も参加する。

 

プノンペンにある中国大使館で行われた式典では、中国政府がフェイスマスク30万枚と防護服1500セットを寄付したとティー・バン防衛大臣が述べた。

また、中国との共同軍事訓練は、今後もキャンセルや中断なしに開催する方針で、カンボジアと中国の協力関係は更に強化されて活発になると続けた。

 

カンボジアの人民党広報は、カンボジアで新型コロナウイルス感染者が確認されていないため、軍事演習を開催したと話した。

カンボジアは、2017年に米軍との共同演習を突如中止し、オーストラリア軍とのテロ対策演習も見送っている。

 

中国では人民解放軍にも新型コロナウイルス感染者が確認され、予定していた軍事演習が停止されたと香港の中国人権民主化運動情報センターが報じている。

また、軍の感染情報は機密扱いになるため、中国政府が公表している感染者数には含まれていないという。

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

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