NPO 今年のカンボジア政府の改革 上位3つ発表

NPO 今年のカンボジア政府の改革 上位3つ発表
2016年12月16日 00時00分 公開
NPO 今年のカンボジア政府の改革 上位3つ発表


国際非営利団体が金曜日、2016年のカンボジア政府の成功した改革3つを発表した。

国際非営利団体The Asia Foundationのチー・テリス氏によると政府によるいい取り組みの認知度が低いと明らかになった昨年の調査後に今回の調査が開始された。

国内の17省庁が調査の対象となり、政府の取り組みに対する国民の生の意見を収集するために調査ではソーシャルメディアが使用された。
国民に評価されている上位3つの政府の取り組みは「教育者レベルの向上」、「税収の増加」、「市内の水供給の向上」であった。

教育行動計画の教育者レベルを向上するための取り組みでは教師へ学士号の取得を義務づけたとユニセフのエリカ・ボアク氏は話した。
しかし、現状であ学士号を取得している教師の割合には地域によって大きなばらつきがあるという。カンボジア国内で学士号を取得している教師は全体の54%だ。しかし、90%が学士号を保有している地域もある一方で、モンドルキリ州では全体の14%しか学士号を取得していない。

税改革ではこれまで低かった法人税が20%に引き上げるなどの試みが行われ、企業は単に売上を推定するだけではいけなくなったと政府と税改革に携わった在カンボジアユーロチャムのブライス・キリアン氏が話した。
「現在は以前より適正な監査ができるようになり、正式な経済の拡大につながっている」と彼は続けた。
しかし、キリアン氏は未だに多くのビジネスは税逃れができる地下経済で行われているという事実を認めた。

カンボジア政府の水供給についての取り組みに関わったJICAカンボジアの安達一事務所長は5年前は都心で安全な水にアクセスできる人の割合は62%であったが、現在は80%に改善されたと話した。

公共政策アナリストのケオ氏はこの政府の3つの取り組みの認知度が高いのはカンボジア人の日常生活に直接的に影響するからだtお話した。
「私は2013年現政府が発足してから政府が真剣に取り組まなくてはならない3つの分野への取り組みを見てきた。もちろん政府はこれらの分野で功績を残さなくてはならない。」とケオ氏はメールにて回答した。

しかしながら、保健など他の分野においてはまだまだ改善の余地があると彼女は続けた。
さらに「良い公共サービスを提供することは政府が適正に機能していない限り難しいことだ」と話した。


cambodiadaily.com


 
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