カンボジアの伝統音楽演奏者、福岡で芸術文化賞を受賞

音楽の伝説的人物であるコン・ナイ氏は、福岡芸術文化賞2017を日本で受賞し、カンボジアの文化芸術省からの歓迎会のため昨日カンボジアに戻った。
 
ナイ氏は、プノンペン国際空港からパレードで迎えられ、チャクトム会議場で同氏の祝賀式典が行われた。
 
キム・サリス国務長官は、チャパイ・ドーン・ヴェーン (楽器名)の専門家であるナイ氏はカンボジアの人々に誇りをもたらしたと語った。
 
この福岡芸術文化賞は、ユニークで多様な文化芸術の創造とその維持における特に優れた個人、団体または機関を称えるため、1990年に福岡市で創設された。これまでにカンボジア人は2人しか賞を受賞していない。
 
2016年にユネスコは、チャパイ・ドーン・ヴェーンをカンボジアの無形文化遺産として公表した。
 
ナイ氏（72歳）は、文化遺産を保護するために、同氏の芸術形態を熟練させ続けていると述べた。
 
「すべての人々が、クメールの文化を保護していかなければならない。」と同氏は語る。
 
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