北京で開催されるロードフォーラム、各国は中国との関係強化へ

フンセン首相と上院議員数名は、来週中国の習近平首席が主催する北京での会合に出席し、27カ国の首脳と会談するという。

日曜日と月曜日に北京で開催されるベルト・ロードフォーラムには28カ国の首脳が出席するという。

アジア・アフリカ・ヨーロッパ間で、インフラ整備に数十億ドルを投資するアジア、アフリカ、ヨーロッパ間の連携を強化したいという習近平氏のビジョンを推進するイベントが開催される。

G7の中からの出席国は1各国だけあるが、このフォーラムは2017年の中国最大の外交イベントとなる。

中国の外務省によると、イタリアの首相だけがG7から出席する。

 フンセン首相に同行するのは外務省のプラーク・ソコン氏、商業省のパン・ソラサク氏、財務省のアン・ポンモニロス氏、運輸省のサンチャントール氏が含まれる。

 北京に拠点を置く中国のASEAN・中国センターの事務総長であるヤン・シャープン氏は、フン・セン首相は中国だけでなく、代表される3大陸にも利益をもたらすことを期待しているという。

 このフォーラムに続いてフンセン首相は、火曜日と水曜日に、習近平国家主席、モンゴルのリーケチャン首相、中国人民政治協商会議議長のユーゼンシェン氏との1対1の会合を開く。

 フンセン首相には、モンゴルのエールデネバット・ジャルガルトゥルガ首相と数中国の高水準企業の首脳との個人的な会議も出席する予定だ。

外務省のワングイ氏は、近年のこのようなフォーラムを排他的な会合ではなく、同じ目標を持つ各国が参加できる「友公的な集まり」だと述べた。

 先月の新華社通信では、このフォーラムを世界経済の落ち込みに対する「中国による解決策」だとして賞賛した。

 多くのアジアの首脳は、米国と欧州の一部がより保守的な立場へと動くにつれて、ベルト・ロードフォーラムが国際化の支持者にとってポジティブなものとなると考えている。
 
ロイター通信によるとアジアの国の外交官は、トランプ大統領が提唱する「アメリカファースト」の不透明感は、各国が中国と良好な関係を築く必要性に気づくとコメントした。

これは中国にとって素晴らしいタイミングだと付け加えた。


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