汚染水を飲み121人が入院、10人が死亡か

汚染水を飲み121人が入院、10人が死亡か
2018年05月06日 00時00分 公開
汚染水を飲み121人が入院、10人が死亡か


クラチエ州で村人たちが汚染水を飲み、食中毒で死亡した事件で、5日時点の死者数10人、入院患者数が121人に上ったという。

Va Thornクラチエ州知事は「今回の事件でこれまでに男性4人を含む10人が亡くなった。他にも子供を含む121人が入院しており、地方病院で治療を受けている。その中でも重体の患者8人はプノンペンのCalmette病院で治療を受けている」と話した。

またThorn知事は「私は先程事件現場から戻ってきたばかりだ。汚染水を飲んで病気になった村人や死者を病院や軍人のもとに送り届けてきた。クラチエ州の環境部門の担当者たちには今後村人に清潔な水を与えるよう促した」と語った。

事件は1日に発生し、村人たちは現在も吐き気や衰弱、めまいに苦しんでいるという。

さらにThorn知事は「我々は村人たちに、農家で用いられる除草剤が含まれた水は飲まないよう、忠告していた。村人たちは忠告を聞かずに水を飲んでいてここ数年間は健康的に全く問題はなかったのだが、今回ついに事件が起きてしまった。現在、プノンペンの実験場での汚染水に含まれている成分の調査結果を待っているところだ。今後村人が水路の水を飲むことを禁止し、村人のため、新たに池を建設するつもりだ」と続けた。

クラチエ州のChhneang Sovutha健康部門担当者は現場の対応に終われ、まだ正式なコメントを発表していない。

出典:KhmerTimes

関連記事


 
[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
Line Banner

ホットニュース

Choose Classified categories